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ー外構工事で使用する床材の種類と選ぶときのポイントについてー

2023年12月22日

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玄関回りの床を、タイルやレンガにする外構工事をするときには、単価で工事の金額が決まります。施工金額のなかには材料代も含まれており、どのような床材を使用するかによっても金額に違いが出ます。工事の過程で砕石を敷いたり、モルタルの基礎工事が必要になるケースもあります。この記事では、外構工事で使用する床材の種類や、選ぶときのポイントについて紹介しています。

 

外構工事で使用する床材の種類と特徴

外構工事で使用する床材には、幾つもの種類があり、仕上げ方によって耐久性や金額が変化するので、それぞれの特徴を理解してから、どの仕上げ方を選ぶか考えましょう。

 

コンクリートで仕上げる方法

地面を固めるコンクリートの床材は、外構工事で断トツに人気があります。見た目が簡単なので和風や洋風など、いかなるデザインの住宅にも合います。コンクリートは長く使えるので、メンテナンスがほとんど必要ありません。また、コンクリートで固めてしまえば、除草や掃除などの作業を行わなくても良いので、工事が終わってからの手入れに時間を取られません。

しかし、夏は太陽の照り返しが強く、車をコンクリートの上に停めておくと、車内の温度が上昇して蒸し風呂状態になります。またリフォームするときに、コンクリートの撤去が必要な場合には、工事にかかる金額が10万円から20万円もかかるケースもあることが難点です。

 

庭に砂利を敷く方法

砂利は和風の家だけではなく、暖かい色の石を使えば、洋風の庭にもマッチする床材です。砂利の大きさや種類は豊富なので、家の庭にマッチする砂利を使用すると良いでしょう。砂利は他の床材と比較すると、工事の金額が安くなります。砂利の種類によって金額が異なるので、外構工事にかかる金額を安くしたい人は、砂利の種類を安いものに調整できます。

しかし、砂利でエクステリアを仕上げてしまうと、歩くスペースが平らではなくなり、足腰の弱い高齢者や小さな子どもがいる家庭では、転倒しないように注意しなければなりません。

 

タイルで床を仕上げる方法

コンクリートの上にタイルを並べる外構工事は、洋風の住宅や田舎テイストの庭で採用される傾向が強いです。陶器やレンガ風の製品など、タイルは床材のなかでも種類も豊富なので、自分の好みに合わせて見つけられます。タイルはデザインが豊富なだけではなく、耐久性も強い床材なのでメンテナンスの必要がないことも利点です。

注意点として、陶器製や天然の石から作られたタイルは、雨の日には滑りやすくなるので気を付けましょう。また、製品によっては外構工事にかかる金額が高額になってしまうケースもあります。

 

レンガで仕上げる方法

外構工事でレンガを土やコンクリートにはめ込んで仕上げれば、見る人に温かみを与えるので、庭が洋風の造りの住宅の玄関におすすめの床材です。レンガは年数が経って、コケが生えたり黒ずんだりしても、それがレンガ独特の味になります。またレンガを使用して、玄関回りにアーチを描くなど、デザイン性が高いこともレンガという床材の利点です。

しかしレンガは、他の床材と比較して劣化しやすいので、見た目の美しい庭に保ちたい人にとっては、受け入れにくく感じることがあります。また、一つのレンガだけが劣化すると、同じ種類のレンガが入手困難になることが多いので、部分的なリフォームができないことも難点です。

 

床材に石材を使用する外構工事

外構工事で石材を使用すると高級感が出ます。また石材の並べ方によって、住宅のイメージが変化する利点もあります。雨の日には石のカラーが変わるので、普段とはとは違った雰囲気を楽しめることも利点の一つです。石材で仕上げた場所には雑草が生えないため、外構工事をしたあとに掃除をする必要がありません。

また、石は硬いので壊れる心配もなく、半永久的に使用できます。石の色や大きさによっては和風の庭でも、洋風の庭でも、どちらにも合わせて使用できる床材です。

しかし、外構工事のときに職人が一つ一つの石材を並べていくため、工事にかかる金額が高くなってしまいます。また、石材を無作為に並べる作業には、技術と経験が必要になるので、外構工事を行う人によって仕上がりが異なる場合もあります。

 

洗い出しで仕上げる方法

洗い出しには、砂利をセメントと共に練り込んでいく方法と、天然石を樹脂に混ぜて固めたあとに、セメントを流し入れる方法があります。地面から砂利が浮き出て見えるので、見た目が良いことが利点です。

使用する砂利の種類によって、和風と洋風どちらでもマッチできることも利点です。また、地面に多少の凹凸があるので、雨の日でも滑りにくく、タイヤの跡がつきにくいという利点もあります。

しかし、技術がある人と無い人で、仕上がりに差が出ることが難点です。洗い出しで仕上げるときには、作業の速度が物を言うので、職人の技術に頼ることになります。

 

人工芝で仕上げる方法

庭の上にシートを敷いて、人工芝を貼り付ける方法もあります。エクステリアに緑があれば、庭が全体的に明るくなります。人工芝で仕上げたときに、見た目が良く、夏の熱い日でも太陽による照り返しの心配がありません。また、人工芝は踏み心地が柔らかく感じ、たとえ転んでも痛くないので、小さな子どもやペットでも安心して走り回れます。

注意点として、人工芝にも使用できる年数があるので、定期的にメンテナンスをしなければなりません。メンテナンスをする金額が必要になることが、難点といえるでしょう。

 

まとめ

ここまで満足のいくエクステリアに仕上げるための床材について、理解しておきたいポイントを紹介してきました。外構工事で使用する床材を選ぶときには、デザイン性だけではなく機能性も考えて、毎日の生活の質を上げることを目的にして選択すると良いでしょう。

自分のなかでイメージが固まっていても、外構工事を行う業者によっては工事ができないパターンもあるため、複数の業者に連絡して尋ねてみると良いでしょう。一生の間にエクステリアのリフォームをする機会は、余り多いものではありません。後悔のないエクステリアにするためにも、外構工事を行う業者は慎重に選びましょう。

 

茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。

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