外構工事で外回りをタイルで仕上げるメリットやデメリット
2023年6月23日
外構工事で庭やアプローチ、駐車場をきれいに仕上げたいと思うときには、コンクリートやタイル、アスファルトなどの舗装材を使用できます。外構工事でタイルを使用することには、多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットもあります。
外構工事でどのような舗装材を使用するかは、舗装材の金額や工事にかかる期間、機能性をよく考えたうえで決めると良いでしょう。この記事では、エクステリアに使われるタイルのメリットとデメリットを紹介します。
エクステリアで使用する素材について
外構工事で駐車場や駐輪場、玄関アプローチ、庭までの通路にどのような素材を使用するかによって、エクステリアの雰囲気は大きく変わります。
外側の床を覆う材料のことを舗装材といいます。新築で家を建てたり、家のリフォームをしたりするときに、地面を先に舗装する人はまずいないでしょう。
どのような素材を使用するかと聞かれて、思い浮かぶのは、砂利やコンクリート、レンガといった素材が多いかもしれません。舗装材の種類は多く、石やレンガ、タイル、砂利、アスファルト、コンクリートなどを使用できます。
外構工事で庭にタイルを張れるのか疑問に感じる人も多いでしょう。特別な加工が必要で専用のタイルではないと使用できないのではないかと不安に思うかもしれませんが、外構工事で庭にタイルを張るのはさほど難しいことではありません。
少し経験のある人であれば自分で張ることもできます。しかし、センス良く安全に張るのは難しく、さらにはタイルならどのような種類でも良いというわけではありません。ある程度の知識がないと、滑りやすく危険な庭になってしまいます。
外構工事で庭にタイルを張るメリット
家の外側をタイルで仕上げるとどのようなメリットがあるのでしょうか?
見た目が良くなる
外構工事でタイルを使用すると、庭の見た目がシックになります。庭を芝生で仕上げても問題ありませんが、タイルで仕上げることで厳かな雰囲気を演出できます。
ウッドデッキを設置しても見た目を改善できますが、ウッドデッキの場合は特別な木材を使用しないと、すぐに劣化してしまいます。タイルで仕上げることで、欧風の庭のような高級感を醸し出し、庭の花や木もこれまで以上に美しく見えるようになります。
外構工事でタイルを張ると、庭の表情が落ち着いた心地良いものになるので、庭で過ごす機会も増えるでしょう。
メンテナンスがしやすい
タイルは耐久性が高く、汚れも付きにくいというメリットがあります。そのため、ほとんどメンテナンスが必要なく、表面が汚れたときには、ブラシを使用して水洗いすればきれいに維持できます。
タイルと同じような素材にレンガがありますが、レンガは泥汚れが染み込みやすく、頻繁に掃除していないと汚れが目立ちます。古く見えるのもレンガの味ですが、メンテナンスに時間をかけたくないという人はタイルで仕上げると良いでしょう。
雑草が生えない
タイルで仕上げるような広さの庭を維持している家庭では、ほとんどの人が雑草の被害を被っているでしょう。庭にタイルを張ることで、雑草の問題が解決できます。雑草は土から生えてくるので、土の部分にタイルを張れば、雑草の量が減ります。
コンクリートでも同じく雑草の問題を解決できますが、ひび割れの隙間から雑草が生える可能性があり、見た目もタイルほどは美しくありません。美しい景観を保ちつつも、雑草が生えないようにできるのが、タイルで仕上げるメリットです。
外構工事でタイルを使用することには難点もある
外構工事で家の外側をタイルで仕上げることには、メリットもあればデメリットもあります。工事が終わってから後悔しないように、問題点についても理解しておくと良いでしょう。
雨の日に滑る
雨の日にタイルの道を歩いていると、滑ってしまう人も多いでしょう。タイルのタイプによって、水に濡れると滑りやすくなる商品もあるので注意が必要です。
玄関周りをタイルで仕上げるときに、表面を光沢仕上げにすると見た目が美しくなりますが、ガラスのようになり滑る危険性が高まります。
見た目やデザインだけで決めると、雨の日には庭を歩きにくくなるので、滑りにくいタイプのタイルを使用するように心がけましょう。
タイルが熱を吸収する
タイルは焼き物なので、熱を吸収するという特徴があります。そのため、夏になると素足では立てないくらい表面の温度が上がります。タイルの色や素材も関係しますが、表面が50度以上になることさえあります。
吸収された熱は長く維持されるので、夏は夜になっても熱が残っています。しかし、近年では熱くなりにくいタイルも販売されているので、外構工事では素材をよく選別することで問題を解決できます。
金額が高い
使用するタイルの大きさやタイプも関係しますが、1枚が3千円程度する商品もあります。庭に何枚も張ると、作業が終わったときには高額の請求をされることになります。
玄関周りにタイルを張るだけなら安く済みますが、庭の床をすべてタイルで仕上げると、金額が高くなります。
庭にはタイルだけではなく、ウッドデッキを使用するという選択肢もありますが、タイルの材質や仕上がりにこだわると、ウッドデッキよりも値段が高くなる可能性もあります。
しかもタイル張りの経験とスキルがなければ、見た目を美しく整えられません。本格的な仕上がりにこだわる人は、外構工事を行う業者に依頼した方が良いでしょう。
タイルではなくコンクリートで仕上げると良いのか
庭の床にコンクリートを使用すると、耐久性が良くなるというメリットがあります。コンクリートは、庭だけではなく駐車場や塀など広い場所で使用されています。これは重い物がのったり、荒っぽく扱ったりしても、簡単には壊れないという利点があるからです。
コンクリートもタイルのように、メンテナンスが簡単だという特徴があります。落ち葉などで地面が汚れても、ほうきで掃く程度できれいに保てます。また、コンクリートは人工的に作られた素材なので、自然にはない美しさがあります。
デザイン性を意識した現代風の家に仕上げたいときには、タイルと並んで使用すると良い素材といえるでしょう。
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