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ー外構工事でエクステリアをレンガ敷きにする長所と短所についてー

2024年1月26日

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形状を整えて窯で焼き固めたレンガは、使い勝手がよくデザイン性に優れているので、外構工事で頻繁に利用されます。
この記事では、外構工事でエクステリアをレンガ敷きにする長所や短所、使い方について紹介しています。またレンガ敷きにするときのポイントや、自分で施工するときの注意点についても解説しています。

現在レンガ敷きにするか悩んでいる人は、以下の情報を参考にしてください。

外構工事とレンガの使用

以前は建物や塀のみにレンガを使用していましたが、庭仕事を行う人が多い現代では、エクステリアをヨーロッパ風に変えるためにも、レンガが使われるようになりました。
料理が好きな人は、ピザやパンを焼くときに、陶芸に興味がある人は焼き窯にレンガを使用する場合があります。
レンガは断熱性が高いため窯には最適の素材ですが、外構工事で使用することにも多くのメリットがあります。

外構工事をレンガ敷きで仕上げる長所

自然の素材で作られているレンガは環境に優しく、唯一無二のカラーも粘土に含まれた鉄分が熱によって変化したものです。
化学的な塗料が含まれていないので、環境にやさしい天然素材です。カラーのバリエーションも豊富で、おしゃれで色に温かみがあり、玄関やアプローチをレンガ敷きにすると優しい印象を与えます。

レンガは穴が多い素材で、水を吸収して溜める特徴があります。
そのため庭の花壇を作るときにもレンガは使い勝手が良く、セピア色は植物の葉とも相性が良いので、花壇をレンガで仕上げることをおすすめします。

また、エクステリアをレンガ敷きにすると、断熱性にも優れ寒さや暑さを減らせる利点があります。
冬の朝にコンクリートが凍っている状況でも、レンガ敷きで仕上げた場所は普段通りというケースもあります。また、奥行きがあるレンガは遮音効果があり、周りの音を遮る力があります。

外構工事でレンガ敷きにすると、時間がたち古くなると風合いを増し、深みが感じられることも長所です。
住宅と一緒にエクステリアも育っていくという感覚を味わえる素材です。

外構工事でレンガ敷きにする問題点

外構工事でレンガを使うことには、長所もありますが短所もあります。
ホームセンターで簡単に買えるレンガですが、施工をするときにはモルタルで固定しなければならず、施工には労力がかかり、短い時間で仕上げることは難しくなります。
また、モルタルを使用して固定するために、一度レンガ敷きで仕上げてから、気に入らないからやり直すというわけにはいきません。

そのため、時間をかけてよくイメージを練ってから、レンガ敷きを始めると良いでしょう。
地震が多い日本において、壊れやすい素材と思われていたレンガですが、今では鉄筋で補強することも可能になり、耐震性も向上しています。

しかし、耐震性を高めるには、特別な加工が必要で、単にレンガを積み上げただけでは耐震性が低く、破損や割れが生じる危険があります。

レンガ敷きの外構工事を行うときのポイント

花壇や塀、アプローチの床など、エクステリアに溶けこむレンガは、使用範囲が広い割に金額も安く施工できます。
業者に依頼せずに外構工事を行うときには、オリジナリティーに溢れたレンガを使用すれば、豊かな独創性を備えたエクステリアに仕上がります。
セピア色の印象が強い赤レンガですが、今では銅色や黄色、桃色などのカラーも登場しています。

また、古い建物を取り壊したときに出たレンガを再利用することもあり、自然な変化によって、深い味わいのあるカラーになっています。一色だけで揃えても良いですが、複数の色を組み合わせてモザイクアートにするのも、他とは異なる仕上がりになり、独創性を強調できます。

しかし、新品のレンガとは異なり、古いレンガは数が揃わない場合があるので、レンガ敷きを考えている人は注意しましょう。玄関周りをレンガ敷きにしたり、フェンスや塀をDIYで仕上げることは可能ですが、初めて施工する人にとっては、勝手がわからないので苦労するかもしれません。レンガを使うコツを掴むためにも、初めは小さい花壇をDIYで作ることをおすすめします。

ある程度勝手がわかったら、庭の見取り図を描き、日当たりを考え、使用する素材や施行方法を練ってから、自分のイメージする庭を書き起こし作業を始めると良いでしょう。

DIYで外構工事を行うときのポイントと注意点

DIYで外構工事をする注意点として、一度モルタルでレンガを固定してしまうと、簡単にやり直すことができなくなります。
DIYで施行する場合には、思っていたのと違うとならないように、前もって図面に書き起こすと完成した姿をイメージしやすくなります。

また、レンガは吸水性が良いという利点がありますが、寒い土地で使うと、レンガのなかの水分が凍ってしまい、壊れやすくなる危険性もあります。

DIYで施工するときだけではなく、外構業者に依頼するときも、使うレンガを選び分けてチェックすると安心できます。
レンガを使ったエクステリアや塀などの簡単な作業であれば、ホームセンターで買ってきたレンガを使用できますが、プロのように仕上げるのは難しいでしょう。

しかし、基礎や作業をきちんと行えば、若干レンガの目地が曲がっていても独創性のある、外構として味があり楽しめます。今はレンガの種類も豊富で、新品のレンガや中古のレンガ、さまざまな形状のレンガがあります。

DIYで行うか外構業者に任せるか、いずれにしても一度図面に書き起こしてから、自分のイメージに近いものをネット上で検索して、イメージが固まってから作業を始めると良いでしょう。

まとめ

外構工事でレンガ敷きにすると、見る人に温かみを与え、エクステリアをヨーロッパ風に変えられます。
レンガの敷き方や積み方によっても、異なるイメージにできるので、オリジナリティー豊かなエクステリアを作りたい人におすすめします。

注意点として、一つ一つ作り上げていく必要があるので、高いスキルと手間が必要で、外構工事にかかる金額は高くなりがちです。DIYでも施工できますが、かかる時間や出来映えを考えると、熟練の人が行う方が良いので、まずはプロの外構業者に相談すると良いでしょう。

茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。

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