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外構工事でスロープを設置するメリットや取り付ける時のポイント

2022年10月21日

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家族の中に足腰が不自由な人がいる時には、エクステリアにスロープがあると便利だと感じることがあるでしょう。
高齢の両親が車椅子を使っている時には、玄関にスロープがあると非常に便利です。

若くて健康な人でも、一時的に骨折してしまって杖をついて暮らす時や、赤ちゃんのベビーカーが必要な家庭でも、外構工事でスロープを設置すると生活が改善されます。

なお玄関前の階段が急な家の場合には、皆が健康なうちにスロープを取り付けておくことをおすすめします。

この記事では、エクステリアにスロープを設置する利点やポイントについて紹介しています。

スロープを取り入れると良い理由

玄関周りのデザインは住宅によって違いがありますが、玄関部分が少し高くなっていて、段差がある造りになっている住宅がほとんどでしょう。

玄関の高くなっている場所では、階段を2段から3段にしている住宅が多いですが、家の造りよっては階段の勾配が急で、歳を取って人だと転倒のリスクが増して危ないと感じる人もいます。

そんな時にはリフォーム工事でスロープを付けることで、バリアフリーにして玄関の段差を無くすことが出来るので、高齢者でも就学前の子供でも安心して玄関に入れます。

階段の勾配が急な時にはスロープも長めに取らなければなりませんが、庭の面積が大きい時には角度が緩いスロープを付けることが出来ます。

高齢になって歩くことが困難な家族がいる時には、車椅子を利用して移動することが多くなります。

しかし玄関回りに階段があると、一度車椅子を降りてから杖をついて歩かなければなりませんし、足腰が弱った人にとって、階段で車椅子を一人で運ぶのは簡単ではありません。

誰かが付き添えば問題ありませんが、家族が仕事で家に居ないで一人の時間が長い時には、玄関の段差のために外に出られず生活が不便になります。

そんな時にスロープを付ければ、車椅子やベビーカーなどを押して玄関の出入りが出来るので、歩くことが困難な人でも一人だけで気軽に外に出ることが出来ます。

外構会社にスロープの工事を依頼するお客様のほとんどが、車椅子を押せるように、または将来車椅子が必要になった時のことを考えています。

住宅の造りよっては、玄関回りにコンクリートを打っただけの家や、何のエクステリアも無い殺風景な家もあります。
たとえバリアフリーの観点でスロープを付けた場合でも、スロープがあるだけで玄関回りが豪華に見えます。

スロープの質は大切ですが、スロープの周りにレンガを取付たり、砂利を敷いてみるなどの工夫をすることで、前よりもオシャレな庭に変身します。

またスロープを付けるついでに、家の内部のバリアフリー化を考える人も多いので、外構リフォームをする時には、家全体のリフォームを考えてみるのも良いでしょう。

スロープを取り付ける時に注意すること

スロープがあると生活は便利になりますが、取り付けるためにはそれなりに広い場所が必要になります。
一例として、玄関とアプローチの段差がほとんど無い時には、スロープのために広い空間を準備できません。

勾配が急な時には、スロープの面積が小さいと、急な角度になってしまうので、たとえスロープを取り付けても使い勝手が良いとはいえません。

勾配が急な所で安全にスロープを取り付ける時には、角度がなだらかになるようにスロープを長く伸ばした方が良いでしょう。

庭の敷地が広い家であれば問題はありませんが、門扉から玄関までが短い家では、真っすぐのスロープではなく、折り返しが付いたスロープを設置すると、敷地が小さくても取り付けられます。

スロープを付ける時のポイント

庭の面積が狭いとスロープを付けるために、面積を取られたくないので、なるべく小さいタイプのスロープにしようと考える人もいますが、スロープはなるべく余裕がある物を選ぶべきです。

スロープの幅が狭すぎると車椅子が通るのが困難になりますし、上ぼり下りしている時に車輪が脱落してしまうと、スロープから転倒して大怪我をしてしまうかもしれません。

またスロープの長さによって角度も変わるので、短いスロープだと角度が急になり、登ることが困難で降りる時にも気を付ける必要があります。

スロープを付ける理由は人によって違いますが、普通は車椅子やベビーカーなどの車輪が付いた物が通れることが前提だと思います。
スロープの見た目だけにこだわって、キレイなタイルで床を仕上げた時には注意が必要です。

タイルは雨や砂などがかかると滑りやすくなるので、車椅子でスロープを登った時に、滑って転ぶリスクが増します。
それでスロープを設置する理由を考えると、床の素材には滑りにくい材質の物を使った方が良いでしょう。

具体的には、アスファルトやコンクリートなどの素材を使うことが望ましいです。

工事をする時にスロープの外にもエクステリアを取り付けたいと思っている人は、スロープと一緒にあると役に立つアイテムの設置を考えてみると良いでしょう。

特にスロープを付ける人のほとんどは、ついでに手すりも取り付けています。
手すりは必須のアイテムではありませんが、スロープに沿って手すりが付いていると、車椅子での上り下りが楽になります。

通常車椅子に乗る人はタイヤを回してスロープを登りますが、途中で疲れを感じた場合にはスロープを掴めば、その場で休むことが可能です。

また車椅子でスロープを下る時に速度が出てしまっても、手すりを掴めば止まるので安心感も得られます。

手すりは車椅子を便利に使うために相性の良いアイテムなので、スロープを施工する時には一緒に手すりを取り付けることも考えてみましょう。

またスロープを付ける時には、スロープの足元にライトを取り付けることも検討出来ます。

足元のライトを同じ間隔で取り付けることで、夜の暗い時間でもスロープの端が見やすくなり通行しやすくなりますし、ライトを設置するだけで夜でも安全になります。

また、エクステリアの他のライトと組み合わせることで、スロープをメインにして光に照らされた幻想的な庭を演出できます。

埋め込み式の小さめのライトを取り付ければ、車椅子が通行する邪魔にならないので、スロープを快適にするためにライトの設置も考えてみましょう。

 

茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。

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