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外構工事でベランダを取り付けるメリットや設置するときの注意点

2023年9月8日

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不動産物件の広告を見ると、ベランダ有りなど、建物の外側についても説明されています。しかし外構工事では、デッキやバルコニーなどさまざまな呼称が存在します。

この記事では、ベランダを設置すると良い理由や、外構工事でかかる金額について紹介します。

外構工事で取り付けるテラスやベランダの意味の違い

外構工事でよく聞くテラスやベランダには、どのような違いがあるのでしょうか。

また、テラスやベランダだけではなく、同じように使用される言葉についても紹介します。

テラスとは、住まいから床と同じ高さで庭に向けて張り出した空間のことを指します。屋根があるタイプもあれば、ないタイプもあります。

テラスはリビングと一緒に使用されて、居間と繋げて戸建て住宅やマンションの部屋に増設されます。

一方で、ベランダとは、居間から張り出した屋根のある空間で、1階でも2階でもベランダといいます。

わたしたちのイメージでは、2階の部屋から張り出したスペースだけがベランダと思われていますが、1階でも屋根のある空間はベランダと呼ばれます。

外構工事で使われるデッキという単語はオランダ語が元になっています。

デッキを取り付ける工事をして、1階の部屋と連動させて一緒に使用されます。通常はデッキに屋根はなく、一定の広さを確保した空間です。

部屋と一緒に使用されるときには、デッキは床と同じ高さで作られる場合が多いです。また、最近では家族でバーベキューを楽しんだり、アウトドアを行ったりする場所としても使用されています。

バルコニーという単語は、イタリア語が元になっています。

通常は建物から張り出した屋根のない空間のことを指します。バルコニーは2階建ての建物に設置され、手すりが付けられています。

なお下の階の屋根を用いて作られた空間はルーフバルコニーといわれます。

外構工事でベランダを取り付けるメリット

ベランダは洗濯物を干す場所として利用できます。部屋の中に干すよりも太陽光にあたれば、しっかり乾き、ふわふわした仕上がりになります。

突然雨が降っても、屋根があるので洗濯物が濡れることもありません。ベランダを2階に設置すると、1階の空間は陰になるので、雨と太陽光が避けられます。

車を停めるスペースとして活用すれば、車を汚れや紫外線から保護できます。

夏の時期には、太陽光による熱や紫外線を、ベランダの屋根が遮ってくれて、部屋の温度を抑えられ、熱中症の予防もできます。

また冷房の効果も上がるので、電気代を安くできます。

外構工事で設置したベランダの活用法

家庭菜園に興味を持つ人が、庭に畑を確保できないときには、ベランダでプランター栽培を行うのも良いでしょう。

野菜のほかに花を育てることもできますし、趣味のための庭としてベランダを使用できます。またベランダでペットを遊ばせることも可能です。

屋根があれば太陽光が直接あたる心配はないので、熱中症を防ぎ、のびのび過ごせ、人間とペットのストレスを発散する場所としてベランダを利用できます。

ベランダに使用する屋根の材料は、形状や素材が豊富にあり、熱を吸収する製品など使いやすいものが準備されています。

カラーも選べるので、外構工事の一環として家の見た目を変えられます。

外構工事でベランダを設置したあとに必要な手入れ

ベランダを設置したあとには、定期的な手入れが必要になります。手入れをしないでいると、家の寿命も短くなる可能性があるので注意が必要です。

また、外構工事でベランダを取り付けると、建物の耐久性や防水性が下がるかもしれません。住まいの形が変わるので、耐震性にも影響が出ます。

そのため、ベランダを取り付けるときには、外構工事を行う会社と安全対策について話し合うことが重要です。

ベランダに取り付けた金属製の手すりは風雨にさらされると、腐食しやすくサビが生じます。木材で作られた手すりは、害虫に食われる可能性もあります。

手すりが不安定になると、落下するおそれもあり危険なので、定期的に確認しましょう。ベランダの床のペンキを塗るときには、太陽光や劣化によって数年経つとひび割れる可能性もあります。

ひび割れを放っておくと、水漏れが生じて家が壊れる原因を作るので、定期的にペンキの塗り替えをして、防水作用を高めると良いでしょう。

防水工事をするときには、プラスチックやFRP、塩ビ製シートなどを使用します。外構工事を行う会社に頼んで、処置してもらいましょう。

ベランダに壊れた箇所を見つけたり、柱のぐらつきを感じたりしたら、すぐに外構工事を行う会社に連絡して補修作業をしましょう。

なお木材で作られたものは、約3年から5年程度、鉄やアルミ製のものは約5年から10年程度が使用できる目安になります。

なお、ベランダの補修作業では、1平方メートルあたり約5千円から8千円程度が必要です。劣化が少ないほど値段も安くなるので、早めに修理を頼むことをおすすめします。

リフォームを施工したあとでも保証期間中であれば、無料でペンキの塗り替えに応じてくれる会社もあります。

外構工事でベランダを取り付けるときの注意点

以下では住まいに適したベランダを選ぶための注意点について紹介します。

使い方を決めてから設置する

ベランダを普段からどのような用途で使用するのか考えておくことは重要です。1階の庭の大きさによって範囲が決まるので、前もってチェックしましょう。

工事が終わってから、考えていたよりも大きい、あるいは小さいベランダにならないようにするためにも、工事前のチェックは重要です。

予算を準備する

ベランダは素材によって金額が異なります。高いものを選ぶほどデザインの選択肢が増え、耐久性も上がるため、将来的な維持費が下がります。

再びリフォームするときの金額を抑えるためには、定期的なお手入れが大切です。

DIYで作るか外構業者に頼むかを決める

近年ではDIYでベランダを作る人も増えています。しかし、外に取り付けるベランダは、雨や風、台風などの影響を直に受けます。

急な突風で屋根が吹き飛ぶおそれもあるので、壁や窓が壊れる心配や近所に与える影響を考えると、外構業者に頼んだ方が安心できます。

 

茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。

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