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エクステリアの外構工事をレンガ敷きで仕上げる利点と注意点

2023年7月28日

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外構工事をするときには、どのような見た目にしようかと迷うものです。施工内容や使う素材によって、さまざまな見た目に変えられます。

外構工事で悩んだときには、レンガ敷きを採用すると良いでしょう。レンガはカラーやデザイン、形状もバリエーションに富んでいるので、簡単におしゃれな洋風の家を演出できます。

この記事では、外構工事でレンガ敷きにするポイントについて紹介しているので、エクステリアのデザインで迷っている人は参考にしてみてください。

レンガ敷きで使用するレンガの種類について

レンガは簡単に並べられ、バリエーションも豊富なので、外構工事で重宝されています。まず外構工事のレンガ敷きで使うレンガの特徴について紹介します。

古典的な3種類のレンガとは

レンガ敷きで使用するレンガは、大きく分けて窯で焼き固めた製品と、日光で固めた製品の2種類に分けられます。また、耐水性が高い製品や耐火力がある製品に分かれ、それぞれの用途で使うレンガが違います。外構工事で使うレンガには、以下の3種類があります。

赤レンガについて

赤レンガは最も王道的なレンガです。水に強いので花壇や玄関アプローチで使われることが多いです。

穴あきレンガについて

レンガを重ねて使用するときには、穴あきレンガを使うと良いでしょう。レンガに名前の通り穴があいていて、鉄筋を通すことで強度を高めて使用できます。

似たような形でも、軽くする目的で使用される穴あきレンガもあるので、目的に合わせて使い分けると良いでしょう。

耐火レンガについて

ピザ窯や暖炉をつくるときには、耐火力の高い耐火レンガを使うと良いでしょう。しかし、野外にバーベキューコンロを取り付ける目的で使うときには、雨に濡れないように注意しなければなりません。

レンガはカラーの種類も豊富にあるので、レンガ敷きの方法によってデザインを変えたり、立体感を出したりできます。また、レンガは朝と夕方など、太陽に当たる角度でカラーが異なって見えるため、カラーの組み合わせや、積み重ね方で独特のテイストに仕上がります。

外構工事で使用するレンガは、レッドやピンク、ブラウン、グレー、ホワイトのカラーが基本で、焼き方や固め方の微妙な違いで色合いも異なります。そのため、どれ一つとして同じレンガは存在しません。外構工事を行ううえで必須のアイテムだといえます。

駐車場をレンガ敷きにする外構工事

外構工事でレンガ敷きにする場合に、レンガの魅力を最大限に活かすためには何に気をつけたら良いでしょうか?外構工事ではどの場所でもレンガ敷きで仕上げられます。

たとえば、駐車場をレンガ敷きにするときには、はじめにコンクリートで地盤を固めることが大切です。この作業を省いてしまうと、レンガを平らに並べられず、隙間ができてしまいます。

結果として、車の重量やハンドルの切り返しで、徐々に隙間やズレが広がり、最後はレンガ自体にヒビが入ってしまったり、割れたりしてしまうかもしれません。

レンガのカラーを考え、おしゃれな駐車場に仕上げたいときには、必ず安定性をキープしてから使うようにしましょう。

玄関アプローチや花壇をレンガ敷きで仕上げる

レンガを重ねるだけではなく、玄関アプローチに並べるとおしゃれな動線に仕上がります。数種類のカラーを使用したり、他の舗装と組み合わせたりすることで、玄関と道路、庭と部屋、駐車場と玄関などの場所でレンガの味わいを活かせるようになります。

レンガは芝生や植木との相性も良いので、曲線や四角のデザインなど、自分の好きな見た目に変えられます。

花壇に咲く植物をより美しく見せるためには、レンガ敷きで仕上げると良いでしょう。レンガを並べたり積み重ねたりすることで、おしゃれになるので、西洋の館にあるようなイメージの花壇をつくれます。

近年では現代的なスタイルの家が増えており、外観が西洋の家のようなおしゃれな見た目の住宅が増えています。花壇だけではなく、柱や塀をレンガ敷きで仕上げることで、全体的に暖かみのあるデザインのエクステリアに仕上げられます。

外構工事をレンガ敷きで仕上げる利点

環境に優しい素材である

天然素材である粘土から作られたレンガは、環境に優しい素材のひとつです。独自のカラーも粘土に含まれた鉄分が熱により変化したもので、薬や化学成分が含まれた塗料が混入しているわけではないので、環境にやさしい素材といえるでしょう。

カラーに温かみがあり、レンガ敷きで仕上げたエクステリアは独特の雰囲気を醸し出します。

花壇の土留めとしての相性が抜群

外構工事で使用するレンガは、多孔質な材質なので、水を吸い、溜め込む作用があります。そのため花壇をつくるときに使用すると良いでしょう。

赤茶けた色合いは緑とも相性が抜群なので、花壇の土留めとしてレンガを重ねておく家庭が多いのも頷けます。

断熱効果や遮音効果が高い

レンガは断熱効果が高く、寒さや暑さを軽減する作用があります。冬の寒い日に、アスファルトが凍ってしまう環境でも、レンガ敷きにしたアプローチは凍結しにくいというメリットがあります。

また、厚みがあるレンガは遮音効果も高いため、周りの騒音を遮ってくれます。

時間が経つほど味わいが増す

レンガは長く使用すると、味わいが増し、奥深さが感じられるようになるのもメリットです。建物と一緒に外構が育っていくという感覚になれます。

外構工事をレンガ敷きにするときの注意点

レンガを使用するときの注意点は、風化しやすい点です。時間が経つと見た目の変化を楽しめる一方、劣化もしやすいというデメリットがあります。

また、ひびが入ったり割れたりしてしまった場所だけを修理したくても、同じカラーのレンガが手に入らなかったり、施工するときにモルタルで固めるので、解体作業に時間と手間がかかったりすることもネックです。

さらに、駐車場をレンガ敷きで仕上げる場合には、コンクリートで土台をつくらないと不安定になり、沈み込む可能性もあるので注意しましょう。しっかりと固めることが大切ですが、固めてつくるからこその問題点もあることを覚えておきましょう。

 

茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。

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