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外構工事で塀を作るときのポイント

2023年3月3日

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外構工事で作る塀は防犯や隣の家との境界をはっきりさせ、プライバシーを守るために無くてはならないものです。

しかし、塀の外構工事では、塀を設置する場所をよく考えて正しく施行する必要があります。ブロック塀の外構工事は適当にブロックを積んでいくように見えますが、ブロック塀の下の土に埋まってしまっている部分には、基礎があります。

この土に埋まっている部分に塀を長持ちさせる重要な秘密があります。この記事では塀の外構工事のやり方と注意するポイントをまとめています。

塀の外構工事は目に見えない部分が大切

外構業者が正しい知識を持って、正しい方法で外構工事をしないと、ブロック塀にひびが入ったり、崩れる原因になるので注意が必要です。

仮にブロック塀が壊れたときには、自分や家族だけでなく、歩行者などに怪我を負わせてしまったり、隣の家の車や建物にも被害が出て、大きな事故に繋がる可能性もあります。

残念なことにエクステリア作業を行う外構業者のなかには、多くの利益を出すために、目に見えない部分には手を抜いたり、安い材料を使うなどしてコストを下げる会社が存在しています。

家の周りでもブロック塀にひびが入ったり、庭の塀が傾いている家を見たことがあると思います。それらは外構業者の工事が原因です。

塀の外構工事では、見た目だけでは、安全性を判断するのが難しいため、外構業者を選ぶときには注意が必要です。

塀の外構工事で使うブロックについて

外構工事で使うのは、コンクリートブロックで、積みやすいように真ん中に穴が開いています。コンクリートブロックは、土留めや塀などの幾つもの使い道があります。

コンクリートブロックは、無地のブロックといろいろなデザインがある化粧ブロックに分かれます。

カラーやデザインが多くあり、格好良い見た目にこだわりたいときに役に立つのが化粧ブロックですが、無地のブロックでも表面にペンキを塗ることで、独特のデザインに仕上がります。

ブロック塀を設置すると良い理由

外から見えにくくなるところが、ブロック塀を設置する長所の一つです。ブロックをぎっしり積み上げていくので、外を歩いている人から庭を見られる心配がありません。

もし隣の家が近いときや、通行人から見られることが心配なときには、ブロック塀を取り付けると良いでしょう。また、塀は外構工事をしてから30年そのまままで良いと言われるほど、長く使用出来てメンテナンスをしなくても良いことも長所です。

一方で欠点としては風通しが悪くなることです。塀を設置してからも、庭の風通しを良くしたいときには、穴が開いたブロック塀を設置すると良いでしょう。

また、塀を設置すると見た目が重たくなり圧迫感を抱かせるのも、欠点の一つです。

対策として灰色のブロック塀に加えて、化粧ブロックを付けたり、表面にペンキを塗ることで、重たい雰囲気を和らげることが出来ます。

外構工事で塀を作るときの金額

塀を設置する外構工事では、掘削作業、基礎を作る作業、ブロックを積む作業の3つに分けられます。それぞれの作業でかかる金額の目安を理解して、前もって予算を計画すると良いでしょう。

まず、基礎を作る前の掘削作業では約1万円か3万円の金額が必要です。もし塀を設置する範囲が広いときには、3万円を超えるかもしれません。次に基礎を作る作業では、1平方メートルあたり約1万4千円から2万円が目安の金額です。

そして、ブロックを積む作業には、1平方メートルあたり約9千円から1万2千5百円の金額が必要です。

古いブロック塀をリフォームするときには、古い塀の撤去にかかる金額が、1平方メートルあたり約5千円から1万円になります。

外構工事で塀を作るときの作業の流れ

ブロック塀を設置するときに、一番重要なのは基礎です。そのため、ブロック塀にひびが入ったり倒れるときには、外構業者が基礎工事で手を抜いた可能性があります。

塀を施工する所はほとんどが、柔らかい土で出来ています。塀の基礎は通常は地面の中に作るので、塀を作る場所を基礎の状態に合わせて地面を掘ります。

土を除いたら地面はまだ柔らかい土なので、路盤を強めなければなりません。そのため、小さな石を敷いて平らにして、圧力を掛けて土を固めると強い路盤が出来上がります。

しかし、基礎の部分は工事が終わったら、土に埋もれて肉眼では見えなくなります。外構業者のなかには、お金を稼ぐために、この工程を適当に行う者がいるため、施行してから数年でブロック塀が崩れ始めます。

こうした事態を防ぐためにも、自分でしっかりと基礎部分に石が敷いてあり、その石に圧力がかかっているかを確認するようにしましょう。

もし、外構工事に立ち会えないときには、外構業者に写真を撮ってもらい確認する必要があります。正しい方法で作業することは大切で、外構業者が嫌な顔をしたり対応が悪いときには、手を抜いて作業される可能性があります。

このような外構業者に作業を頼むのは危険なので、その場で断った方が良いでしょう。

塀を作る作業ではブロックを積む工事が重要です。素人は塀が出来上がったときに、全体的な見た目に注目しがちですが、外構業者によって見た目の差はあまり生まれません。

よほど下手な業者でない限り、最後に行う作業をしっかりやれば、見かけがキレイな塀が出来上がります。しかし、注意しなければならないのは、塀の内側がモルタルで補強されているか、チェックしなければなりません。

もし、モルタルを入れていないと、塀が傾いたり、倒れる可能性も出てくるので注意が必要です。モルタルはブロックの隙間を繋げる接着剤のような働きをします。

ブロックを繋ぎ合わせることで、強力な塀になりますが、モルタルを詰めるのが不十分だと強度も弱くなります。それが原因で塀全体が倒れる危険度が増します。

例を挙げると、玩具を作るときに接着剤を使いますが、接着材を使わずに繋げただけの商品は、衝撃が加わるとバラバラになってしまいます。しかし接着剤を付けて繋ぎ合わせれば、衝撃が加わってもバラバラにはならず、部品が少し欠ける程度で済みます。

塀に関してもこれと同じ原理が適用されるので、自分で作業の様子をチェックしたり、外構業者に写真を撮ってもらうなどの対応が重要です。

 

茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。

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