外構工事で屋根付きテラスを取り付ける特徴や注意点
2023年1月20日
戸建て住宅を建てるときには、庭の使用方法についても考えておくと良いでしょう。
自分の考える庭を初めから作り上げていく作業は楽しみがあります。
庭造りの中でもポピュラーなのが、テラスとして使う方法です。
リビングから足を伸ばせる範囲に、椅子やテーブルを設置したり、デザイン面でエクステリアのアクセントとして目立たせるなど使用方法はさまざまです。
用途や好みに合わせて、自由な空間として使用できるのも特徴の一つです。
この記事では、テラスの魅力や注意点について紹介しています。
テラスとはどのようなものか
外構工事やエクステリア会社でよく耳にする、テラスという言葉ですが、元はフランス語の土を盛るという単語から来ています。
テラスは周りの地面よりも少し高いエリアのことを指していました。
今では部屋の中からそのまま外へ出られる空間として、ガーデンに敷かれたタイルやコンクリート、天然の石などで囲われた庭の空間をテラスと表現することが増えています。
テラスの使用方法はいろいろあって、テラス屋根を取り付けて、ペットや子どもが遊べる空間にしたり、洗濯を干す場所にしたり、ウッドデッキを取り付けて部屋の中に入りやすくするなど、家族構成や生活スタイルに合わせて変化できるのがテラスの特徴です。
テラスを取り付けるとどのようなメリットがあるのか
屋外があることを生かして、休憩できる場所にできるのがテラスのメリットですが、見かけだけで取り付けてしまうと失敗しかねません。利用する用途や家族構成、周囲の状況と合わせて、どのようなテラスにすると良いのか、しっかりと判断しましょう。
工事をする前にエクステリア会社が提案した見積もりや設計が、自分たちの用途と合っているのか、もう一度よく確認しましょう。
工事の前にテラスのメリットや注意点を知っておくのは大切です。
テラスを取り付けるメリットには、リビングの窓から外へと繋がっていて、広々とした空間が手に入ることです。
室内外のスペースが繋がるので、リビングが広くなったようなイメージを与えるだけでなく、リビングの延長として、食事や休憩スポットとして利用できます。
リビングは家族で食事をしたり、お客さまをもてなす場所です。
リビングとテラスを繋げることで、リビングに入れない数のお客さまを一度に招くことができるようになります。
テラスは家の外に位置するので、部屋の中とは違った使用方法があります。
一例としてバーベキューや花火など、火を使用する所として利用しても煙の心配もありません。
また、小さな子どもが走り回れる遊び場として、ペットが走るスペースとして、洗濯物や布団を干す空間として、いろいろな用途で使用可能です。
子どもたちが夏休みのときには、テントを張ってキャンプをしたり、天体観測をしたり、我が家でアウトドアを楽しむことが出来ます。
家の中では出来ない楽しみ方を味わえるのがテラスの魅力です。
大きな庭があるお宅で悩みの種は、雑草の処理です。
長い時間座った姿勢で庭の雑草を抜くのは、足腰に負担が来ます。
テラスを施工することは雑草への対策でも役に立ちます。
テラスを施工するときに、地面を舗装するので、雑草が生えるエリアが少なくなり、雑草を抜くための体力を温存出来ます。
舗装の仕方にも関係しますが、テラスの掃除はホウキで掃く位で十分なので、普段家に居ない人などメンテナンスに時間を取れない家庭でも、庭をキレイに保てます。
テラスを取る付けるときに注意すること
金額
テラスの工事をするときには、地面の舗装をするので、砂利や芝の地面と比較すると工事にかかる料金は高くなります。
特にタイルや天然の石など、デザインや見た目にこだわると、どんどん金額が膨れ上がってしまいます。
テラスを設置する際は、用途を考えてから外構会社と相談して大きさや舗装の方法、デザインなどを決定すると、リーズナブルな価格で施工できます。
家の周りの状況
道路と接する部分や隣の家の窓の高さなどを考えないと、テラスはプライベートを楽しめるスペースのはずが、周りの目が気にして楽しめなくなってしまいます。
対策として庭の堺に目隠しになるフェンスを設置すると良いかもしれません。
また住宅が密集した土地でテラスを取り付けて、夜にバーベキューをして楽しむと、話し声が近所にまで聞こえて、迷惑になる可能性もあるため注意しましょう。
テラスが出来たあとでも周りの状況を考えた使い方をすることが重要です。
デザイン
テラスは割と広い空間になるので、庭と家の見た目を左右する大切な場所です。
テラスが家の外観やデザインと合っていないと、全体のデザインのバランスが整わないこともあります。
テラスの使い勝手が良いのは重要ですが、外観とのバランスを取ってデザインするようにしましょう。
テラスはベランダやバルコニーとは異なる
家を建てたときに取り付けたいと思っているのはテラスなのか、それともバルコニーなのか、写真で確認してテラスだと思って話を進めていると、あとからテラスではなかったことに気付くこともあります。
テラスと区別が難しいのが、バルコニーやベランダです。それぞれの意味や相違を知っておき、外構会社と話が合わないことがないようにしましょう。
ベランダとは外に張り出した屋根がある空間のことで、バルコニーは、外に張り出した屋根のない空間のことです。
対照的にテラスは、一階にある突き出た床のエリアを指します。周りの土地より一段高い位置にあるのが特徴です。
テラスは通常は一階にあり、バルコニーは二階以上なので違いがあります。
ベランダは一階と二階の区別が無く、屋根のある空間として認識されています。
また、最近のリフォーム会社の宣伝では、屋上テラスという言葉を耳にしますが、意味としては建物の屋上にある広めの空間を、これまでのテラスと同じような用途で使用できるスペースとして命名されました。
余談ですが、テラスハウスはどういう形態の住宅を指すかというと、日本語で直訳すると長屋になります。
今風に考えると、戸建てが併設している集合住宅のことで、隣の家と同じ壁を使っている点で通常のアパートとは異なります。
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