ブロック塀の外構工事を施工する時に考えるポイント
2022年10月14日
ブロック塀は通行人からの目隠しになるだけでなく、土留めの役割を果たしたり、隣の家との境界線を明示させるなど、重宝されています。
ブロック塀の施工は外構工事で大切な作業ですが、ブロックの種類やデザインはたくさんあり、使う目的に合わせてブロックを選択しなければなりません。
価格も5000円程度から250円程度のブロックまで種類が豊富です。
素人は生活の中でブロック塀を購入する機会が少ないため、どんな商品を選んだらいいのか分からないかもしれません。
この記事ではブロック塀で使う目的に合わせた素材を選ぶ方法と、ブロック塀のリフォームについて紹介していきます。
コンクリートブロックは使い勝手が良い
コンクリートブロックは、ブロック塀の他にもいろいろ場所で使われています。
駐車場に設置されたブロック塀は車止めとして使われていますし、道路の端にある溝の蓋にも、コンクリートブロックが使われています。
また庭いじりが好きな人は、ガーデニングの仕切りや装飾としてブロックを使っていると思います。
ブロックは吸水性が高いので、傘立てとして使用する人も多いです。
ブロック塀のメリットは、ブロックをぎっしり積むので目隠しとして役に立つところです。
自宅と隣の家の庭が隣接しているなら、ブロック塀が効果を発揮します。
また、耐久性が高くメンテナンスの手間がかからないこともブロック塀のメリットの一つです。
丁寧に工事すればブロック塀は30年以上使えるといわれています。
しかしブロック塀にもデメリットがあり、通気性が悪いという問題があります。
家の周りをブロックの壁で埋めてしまうので、フェンスの塀と比べると風通しが悪くなります。
またブロック塀は圧迫感を感じやすいというデメリットもあります。
らに色も地味な灰色が多いので、つまらないと感じる人も多いようです。
それでなるべく明るい雰囲気にするためには、デザイン性の高いタイプのブロックを使うと良いでしょう。
風通しを良くするためには、穴が開いているブロックを使うとデメリットを解消出来ます。
コンクリートブロックの種類はたくさんあるので、その中から自分の使う内容に合ったブロックを選ばなければなりません。
強度が高い方が良いのか、デザインが大事なのか、状況を見極めることが大切です。
しかし素人が適切なブロックを見極めるのは難しいので、まずは外構業者に相談することをおすすめします。
ブロック塀は劣化しやすいのか
ブロック塀はコンクリートの塀よりも費用が安く済みますが、しっかりと作らないと、少しのはずみで崩れたり、塀が倒れる危険もあります。
通行人から見えないように塀を設置する時には高い塀も考えられます。
耐久性を高めるために塀を建てる時には、鉄筋とモルタルを入れて、複数のブロックを一つに繋ぎ合わせます。
ブロックを積み上げる時の作業にひと手間を加えることで、塀に寄り掛かったり、強い風が吹いても倒れない効果を発揮します。
なおブロック塀を施工する会社が、手抜き工事をして耐久性を上げる作業をしていないと、1年以内にひびが入ったり倒れたりします。
そのような状況になったら、もう一度基礎から作り直さなければなりません。
そうならないように、しっかりしたエクステリア業者を見極めましょう。
どんな時にブロック塀のリフォームを考えるべきか
ブロック塀は長く使えることがメリットですが、毎日雨風に晒されるので時間が経てば劣化していきます。
風雨で風化したブロックを放っておくと、倒れる危険性もあるので地震などの災害に備えるためにも、古いブロック塀をリフォームすることを心がけましょう。
自宅のブロック塀に、ひび割れや壊れた部分がある時にはリフォームを行う必要があります。
そして塀が風で傾いたり、ぐらついたりする時にはすぐに外構業者にリフォームを頼みましょう。
1981年にブロック塀の高さが引き下げられましたが、1981年より前に作られたブロック塀は、高さが2.2メートルを超えている物もあり、地震などの災害で倒れる可能性が高いので注意が必要です。
なお倒れる恐れがあるブロック塀を撤去する時には、自治体の補助金を利用できるかもしれないので、前もってよく調べておくと良いでしょう。
自分でブロック塀を設置することはやめた方が良い
費用を抑えるためにブロック塀をdiyで設置し塗装することはやめておいた方が良いでしょう。
なぜなら重いブロックを落としたり、耐久性が足りていないブロック塀は壊れる恐れがあるため危険です。
例え塗装するだけでも、また一部分を補修する時でもdiyで行うと仕上がりが悪くなるので、外構業者に頼んだ方が良いでしょう。
職人であれば2日程度から5日程度で設置できますが、素人が工事をする場合では1週間程度から3週間程度かかってしまします。
補修道具を買い揃えたり、工事にかかる作業量や時間を考えると、値段と割に合わないため、ブロック塀の設置は外構業者に頼むことをおすすめします。
目隠しにはブロック塀ではなくても大丈夫
道路から庭が見えないように目隠しを作るために、ブロック塀以外の方法を考えることも出来ます。
例えばコンクリートの塀はコンクリートブロックを重ねるだけでなく、コンクリートをそのまま壁にします。ブロック塀を積み重ねるよりも密度が高まるので、壊れにくくなり、植物も壁に巻き付くやすくなります。
しかし壁の施工に時間がかかるので、ブロック塀よりも工事の費用が上がってしまいます。コンクリートの塀は、少し値段が張っても地震に強い丈夫な壁が欲しい人にピッタリです。
レンガの塀はデザイン性が高いので、外から見た時におしゃれな目隠しにできるメリットがあります。
たとえ時間が経って表面が劣化しても、レンガなのでむしろ味になります。
壊れにくい点でもブロック塀よりも優れていますが、コンクリート塀よりも工事の値段が高く付いてしまいます。
また自宅の壁に独自の特徴を持たせたい時には、粘土質の土を使って建てる土塀が良いでしょう。
土塀は柔らかい土で作るのでデザインが自由に決められるのが利点です。
しかし、雨風によって表面が風化すると土が徐々に削られていきます。
また工事をする時でも、左官職人の高いスキルが必要になり、他の壁と比べても費用が高くなる点も注意しなければなりません。
茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。
- 会社名
- 東ヶ﨑工業
- 住所
- 〒311-3154 茨城県東茨城郡茨城町下飯沼675-3
- TEL
- 080-1021-1222