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ー外構工事を活用した庭づくりのコツ・庭に設置すると便利な設備ー

2024年2月9日

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新しい住宅を建てるには、庭を含めた外構の設計も同時に行うことが必要です。

庭のデザインは、敷地の全体的なイメージを形づくる重要な要素であり、その部分のしっかりとした計画を望む人も多いでしょう。

この記事では、外構工事を利用して庭をつくる際の主要なポイントや、庭にあると便利な設備に焦点をあてて紹介していきます。

 

外構工事を用いた庭づくりの要素

コンセプトの選定

庭づくりのなかでもはじめに行うべきなのは、コンセプトの確定です。コンセプト次第で、使用する床材や植栽を含む外構工事の詳細が大きく変わります。

洋風、和風、和モダン、スタイリッシュ、ナチュラルといったさまざまなスタイルが庭には存在するため、理想の庭のスタイルを選びましょう。

エクステリアは建物の雰囲気に合わせて計画することで、住宅全体の印象を効果的に引き立てます。

 

敷地とその周辺の状況を確認する

コンセプトの選択も大事ですが、そのコンセプトが敷地の条件に適合しているかも考慮すべきポイントです。たとえば、適切な日当たりや排水条件に合わない植物は成長に問題が生じるかもしれません。自分たちの敷地内にしっかり合ったプランの選択が重要です。

さらに、周囲の環境に調和するデザインを選ぶことも大切な要素の一つといえますよ。

望むコンセプトが明確になったら、外構工事業者と連携して敷地に合った計画を立てるのが良いでしょう。

外構工事業者は、希望を考慮しながら敷地に適したプランを提案するので、どのような庭を望むかを明確に伝えることをおすすめします。

 

家庭の将来計画を庭の設計に反映させる

庭のデザインを考える際、家族の長期的な計画も頭に置いておくのが重要です。

たとえば、子どもが安全に遊べるスペースをつくる、将来の利便性のためにバリアフリー設計を取り入れるなど、必要な部分をしっかり取り入れておけば将来的な改修を減らせます。

 

庭のメンテナンスと維持の計画

庭を維持するために今後必要なメンテナンスの量も、事前に考慮すべき点です。

日々忙しく、庭の手入れに時間を割けない場合は、植物が多すぎると負担になる可能性があります。特に落葉樹があると、秋の落ち葉の掃除が追加の手間となりますよ。

植物選びでは落葉が少ない常緑樹を選び、雑草の発生を抑制する対策を取り入れるなど、管理が容易な庭の設計が必要です。

 

予算設定について

通常、外構工事の予算は住宅建設費の約10%が適切とされています。

素材選びに工夫を加えるなど、外構工事業者との協議を通じて予算を決定しましょう。

 

庭に設置すると便利な機能

庭を使う際、立水栓、外部コンセント、屋外照明の設置は大変便利です。

これらの設備はあとから追加するよりもはじめに設置しておくことで、施工が容易になり、コストも削減できます。最初に取り入れる設備については慎重に検討するのがおすすめです。

 

立水栓

庭での散水、車洗い、駐車場やアプローチの清掃などに水を使う際、立水栓を設置しておくと非常に便利です。立水栓とは地面から立っている形の水栓のことを指します。

対照的に、地面に埋められた水栓は散水栓と呼ばれます。散水栓ももちろん便利に水を利用できますが、虫や落ち葉の侵入、砂利による詰まりや開閉の際の汚れなど、不都合に感じる方もいるかもしれません。

 

屋外用コンセント

車の清掃、DIY時の電動工具使用、庭でのバーベキューなどに屋外コンセントが役立ちます。

屋外コンセントは、分電盤からの配線が必要です。新築住宅を建てる際には、建築業者にあらかじめ要望を伝えておくことが大切です。

 

屋外用照明

外構工事を計画するときには、夜間の状況もしっかり考慮しておくことも重要です。暗くなると玄関へのアプローチが困難になるだけでなく、暗すぎる庭はセキュリティの面でも心配なポイントとなってしまいます。

屋外照明の設置は、夜間でも庭の視認性を高めることを目的としています。裏口や隠れやすい場所には、センサーライトの設置が効果的です。

外構工事の初期段階で照明を計画すると、配線作業が簡単になり費用も抑えられます。追加工事を避けるためにも、初期計画に含めることが望ましいですね。

 

庭づくりにおける外構工事での人気素材

庭をつくる際には、使用する素材の選択が大切です。

庭の外構工事で特に好まれる素材について紹介します。

 

タイル

タイルは、高級感を演出し、耐久性に優れた床材として知られています。 豊富な色彩とサイズの選択肢があり、理想通りのデザインを実現しやすい素材です。

一般的に玄関アプローチに使われることが多いタイルですが、庭のテラス部分にもよく採用されます。

 

レンガ

西洋スタイルや自然な外観に最適な素材で、耐久性の高さが魅力です。

時間が経つにつれて風合いが増すこと、植物との調和が取れることも特徴で、花壇の構築などにも用いられます。

 

天然石

薄く切った天然の岩石を使用してつくられる床材です。 さまざまな種類の石によって、異なる雰囲気を創出できます。

レンガと比べるとコストは高めですが、それに見合った高級感が得られます。 天然の素材であるため、それぞれの石が持つユニークな表情を楽しめるのも大きな利点です。

 

コンクリート

コンクリートは、砂、砂利、水などをセメントで結合させた硬質な材料で、明るいグレーの色合いとシンプルな外観が特徴です。モダンな外構デザインに特に適しています。

耐久性の高さと維持がしやすい点は、大きな利点です。

庭をコンクリートの土間にする場合、目地を設けてレンガや芝を配置することで、無機質な雰囲気をナチュラルに変えられます。

 

砂利

コストパフォーマンスに優れた施工素材として人気です。 使用する石の色によって、黒い石であれば和モダンな雰囲気を、赤や白などの石であれば西洋風の雰囲気を演出できます。

防犯上の効果にも優れており、侵入の可能性がある箇所に使用することで、不審者からの目を避けやすい外構にできます。

 

植栽

庭の魅力を高める要素の一つです。 選ぶ植物によって庭の全体的な雰囲気が変わるため、デザインテーマに適した種類を選び、メンテナンスのしやすさも考慮しましょう。

さらに、植物の配置は視界がクリアで、プライバシーを守る程度の遮蔽を意識するのが肝心です。

 

庭づくりは外構工事業者との協力が成功の鍵

庭づくりの重要ポイントや、便利な庭設備について説明してきました。

限られたスペースのなかで理想の空間を実現するためには、外構工事業者と密な打ち合わせと協議を行うことが成功への道です。

エクステリア工事を検討している場合は、はじめに業者に相談することをおすすめします。

茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。

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