ー外構工事で選べる砂利は7種類も!特徴や活用メリットを解説ー
2024年6月14日
家の外構に砂利を採用することで、コストやメンテナンス面で多くのメリットがあります。白や黒、グレーなどを思い浮かべる方も多いでしょう。実は、さまざまな色や形を持つ種類が存在します。
そこで本記事では、砂利の種類とその特徴を紹介します。
また外構で使うメリットやデメリットについて、詳しくご存じでない方もいるでしょう。この記事では、外構で活用するメリットとデメリットについてもまとめました。
エクステリアで使う素材について検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
外構におすすめな砂利の種類まとめ
多様な種類があり、選ぶ種類によって外構の全体的な印象が変わります。自分が求めるものにピッタリなものを選ぶためには、外構工事を行う業者としっかり話し合うことが重要です。もちろん、外構工事の業者に任せっきりにするのではなく、施主自身も種類の違いを理解しておくことで、理想のエクステリアを実現できるでしょう。
この章では、外構工事でよく使われる砂利の種類とそれぞれの特徴を紹介します。
白玉砂利
白玉砂利は光沢のある白い丸石で、和風住宅の敷地によく使われます。その洗練された見た目から人気があります。角がなく滑らかなので、小さい子どもがいる家庭でも安心です。
ただし、魅力である白さから汚れが付きやすく目立ちやすいため、外構の美しさを維持するには定期的な交換が必要になります。加えて、材料コストが高めなので、玄関前や庭の一部などに限定して使用すると良いでしょう。
砕石
砕石はコストが抑えられるため、広い敷地に適しています。しかし、その灰色の粗い見た目は、場合によって冷たい印象を与えることがあります。材料コストを削減するためにも、裏庭など目立たない場所に使うと良いでしょう。
瓦チップ
瓦チップは破損した瓦をリサイクルしたもので、赤や茶色の色をしています。ヨーロッパ風のデザインや庭づくりにおすすめです。レンガやタイルの道、植物と組み合わせることで、温かみのある空間を作れます。
伊勢砂利
伊勢砂利は御影石の錆びた色合いが特徴で、白や黄色、オレンジがかった色合いで温かみのある雰囲気を演出します。ヨーロッパ風のモダンな建物や、花や木など緑豊かな庭との相性が良いタイプです。
五色砂利
五色砂利は、白・黒・赤・青など複数の色が混じっており、色鮮やかなのが特徴です。雨や湿気で湿ると、色のコントラストが一層際立ち、より美しく見えます。個性的な和風庭園を作るのに理想的な素材です。
金華砂利
金華砂利は、黄色がかった茶色を基調に、黒やグレーが混ざった色合いを持つのが特徴です。茨城県鹿嶋市で採れるため、「鹿島砂利」とも呼ばれます。乾燥時は落ち着いた黄色ですが、雨で濡れるとグレーや黒がさらに濃くなり、コントラストが美しくなります。花壇や水辺に使用すると、色の変化を楽しめますよ。
防犯用砂利
防犯用砂利は、リサイクルされたガラスを原料としており、歩くと独特の音を発する軽量な石材です。砕石のような見た目で、グレーみのある色合いが特徴です。また、自然石で作られたタイプもあり、さまざまな見た目や色のタイプから選べます。見た目を重視する場合は、施工前に確認することをおすすめします。隣家と隣接する通路や不法侵入が懸念される場所に敷くことで、防犯対策として役立ちます。
外構工事で砂利を敷くメリット4つ
では、外構工事で砂利を敷くメリットを詳しく見ていきましょう。
1. 雑草の発生を抑制できる
外構に敷く際には、まず防草シートを地面に敷き、その上に砂利を広げます。この二重構造により、雑草の発生を抑制することが可能です。隙間から雑草が生えた場合でも、簡単に抜けるため、草むしりの手間が大幅に減ります。
2. 泥跳ねを軽減できる
土の上に敷くことで、土の露出部分を減らし、雨天時の泥跳ねを大幅に軽減します。泥跳ねによる衣服や靴、自動車の汚れを防ぐだけではありません。地面がぬかるみにくくなり、歩行時の安全性も向上します。また水はけを良くするので、水溜りができにくくなり、湿気が溜まりにくい環境づくりにも効果的です。
3. セキュリティが向上する
砂利の上を歩くと音が発生するため、不審者の侵入を防ぐのに有効です。防犯専用のタイプを家の周辺に設置するだけで、容易な侵入を防ぐことが可能になります。外構に敷くことで、その家に住む人が高い防犯意識を有することを意味し、不審者に侵入を思いとどまらせる効果も期待できます。
4. 外構工事のコストを抑えられる
コンクリートやタイルを使用するよりも、施工コストを抑えられるのもメリットです。ただし、選択する種類や敷設の厚みによっては費用がかさむ場合もあるため、事前に外構工事の施工業者に費用について相談しておきましょう。
外構工事で砂利を敷くデメリット4つ
外構工事で砂利を敷くことには多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。以下の点に注意しておきましょう。
- 歩行しにくくなる
- 定期的に補充や掃除が必要になる
- 定期的な清掃が必要になる
- 色選びが難しい
以下では、これらのデメリットについて詳しく説明します。
1. 歩行しにくくなる
施工すると平らな面ができるコンクリートやタイルと比べて、歩きにくいデメリットがあります。特にハイヒールやサンダルで歩く場合には、靴を傷つけたり転倒するリスクが高くなります。
2. 定期的に補充や掃除が必要になる
美しく保つためには、定期的に新しいものを補充する必要があります。風や雨で敷地外に飛び散る可能性があり、隣接するエリアに散らばることもあります。さらに、歩行や車両の通過による摩耗も避けられず、だんだん細かくなっていくことからも補充が必要です。
3. 定期的な清掃が必要になる
砂利が敷かれたエリアの清掃は、正直手間がかかります。表面が不均一になるため、ほうきを使ってもコンクリートやタイルのようにスムーズに掃除できません。特に白や明るい色のタイプは、汚れや苔が目立ちやすく、影が多い場所や湿度の高い場所、車の出入りが多い場所では不向きです。
4. 色選びが難しい
色選びによっては、敷地全体の雰囲気が大きく変わることがあります。例えば、暖かみのある雰囲気を演出したい場合に寒色タイプを選ぶと、求めるイメージとは異なり寒々しい印象に仕上がってしまうことも。さまざまなタイプが市場に出ているため、建物の雰囲気に合わせた選び方が重要です。
DIYで砂利は敷ける?
外構工事はDIYでも可能で、コストを抑えられる点が魅力です。しかし、防草シートの設置や大量に動かすには相当な体力が必要で、時間もかかります。そのため労力と時間を考慮すると、外構工事の専門業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
外構工事で砂利の種類、敷くメリットとデメリットについて紹介しました。用途に応じて選べる多様な素材で、機能面でも見た目でもさまざまな選択肢があります。外構に敷くことで、住宅の外観を引き立て、好みに合わせた独特の雰囲気を演出できます。
外構工事の際には、外構工事の専門業者と相談しながら求めるものに近いタイプを選ぶことで、理想の住まいを実現できるでしょう。この記事を参考に、外構工事業者と相談しながら最適な素材を選んでくださいね。
茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。
- 会社名
- 東ヶ﨑工業
- 住所
- 〒311-3154 茨城県東茨城郡茨城町下飯沼675-3
- TEL
- 080-1021-1222