ー門扉の選び方を詳しく紹介!おしゃれなエクステリアを手に入れようー
2024年5月24日
門扉は、住宅の内部と外部を区切るエクステリアです。
来客も目にする部分であるため、家全体的な印象を損なわないように、デザインやサイズの選定が重要です。
そこで本記事では、エクステリアにおける門扉の役割や、目的に応じた選び方を紹介します。
求める家づくりによって適切なデザインや機能性は大きく異なります。どのようなタイプを選んだら良いか、詳しく見ていきましょう。
門扉の役割とは?
門扉は単に家に住む人や来客が出入りするための通路ではなく、住宅の外観デザインにおいても重要な役割を持ちます。
出入りの利便性のみを考えると、ない方が開け閉めの手間がなくスムーズに出入りできるため設置しないほうが良いかもしれません。しかし、住宅内と外部とを分離でき、見た目の美しさと機能性の両面で大きなメリットがあります。
以下では、3つの役割について紹介します。
住宅の第一印象を決める
門扉は住宅の全体的なイメージに大きく影響し、特に一戸建てではその効果が顕著です。特に玄関につながる道は、家の顔ともいえる部分であり、住宅の第一印象を左右します。
そのため理想の家づくりに合わせて、開放的な印象を与えたり、セキュリティを考慮して硬派なデザインを選んだりすると良いでしょう。例えば、黒一色で大型タイプは堂々とした印象を与え、木製タイプは温かみのある雰囲気を演出できます。
防犯効果を高める
設置することにより、防犯効果も期待できます。
住宅街では、空き巣や不審者の侵入が懸念されます。警察庁による令和4年の統計によると、窃盗事件の約33%が一戸建て住宅で発生していることがわかりました。※
防犯を強化するためには、全長が高いものを選んだり、フェンスで囲むなどして、侵入者が容易に入れないような設計を心がけることが重要です。門扉は住宅と外界を隔てる境界線としての役割を果たすだけでなく、侵入者に対する抑止力につながります。
さらに、施錠可能なタイプや電子ロック付きのタイプを選ぶことも、物理的な防犯対策として有効です。ただし家族が日常的に利用するものであるため、セキュリティと使い勝手のバランスを考慮することが重要です。
※参照:データで見る侵入犯罪の脅威(令和4年)|警察庁
敷地内のプライバシーを確保する
敷地内のプライバシーを確保するうえでも重要です。門扉がなく開放的な外構の住宅では、通行人が容易に内部をのぞくことが可能です。
住宅のプライバシーを強化するためには、配置や高さを工夫したり、視線を遮る設計にしたりするのが効果的です。これにより、外からの直接的な視線を遮れます。
完全なプライバシー空間をつくるためには、防犯カメラを設置したり、玄関周りにフェンスを設置するなどの追加施工が有効です。しかし、外観が閉鎖的に見えてしまうと犯罪リスクが高まるため注意が必要です。
門扉の選び方
門扉は多種多様なデザインや形状、素材、色の選択肢が存在します。それぞれが異なる印象や機能を持ち、理想のエクステリアに合わせて選ぶことが重要です。以下では、選び方のポイントを解説します。
門扉のデザインを外構と合わせる
門扉のデザインは住宅の全体的なスタイルに合わせると、エクステリア全体のバランスが引き締まります。そのため外壁・玄関・屋根との一体感を考慮することが大切です。加えて、防犯性やプライバシー性も考慮に入れた選択を行いましょう。
以下では、スタイル例を紹介します。
・モダンスタイル:直線的で洗練されたデザインが特徴で、現代風の住宅に適しています。
・和風スタイル:伝統的な日本の建築デザインに馴染むデザインで、木材や和のテイストが特徴です。
・洋風:ヨーロピアン風の建築デザインにマッチし、豪華な装飾が施されていることもあります。
また、門扉のタイプは一般的に以下のように分類されます。
・オープンタイプ:開放感があり、外から内部までの視線が途切れずに通るため、玄関アプローチが明るく感じられます。
・クローズドタイプ:門扉やフェンスが高く設計されており、外部からの視線を効果的に遮断します。
・セミクローズドタイプ:オープンとクローズドの特性を併せ持ち、外部からの視線を適度に遮りつつ、閉鎖感を抑えたデザインです。
ほかのエクステリアに合わせて適切なデザイン・タイプを選ぶと良いでしょう。
門扉の開閉スタイルはスペースに合わせる
さまざまな開閉スタイルが存在するため、日常的に使用しても不便に感じないように、デザインだけでなく機能性も考慮する必要があります。利用するスペースと用途を踏まえて、下記のスタイルのなかから選びましょう。
・片開きスタイル:このスタイルの門扉は、人が通るのに十分な幅がありますが、大きな荷物の搬入はスムーズにできません。
・両開きスタイル:幅広のデザインで、開放的な入り口になりますが、設置には広いスペースが必要です。
・引き戸スタイル:横にスライドして開くタイプで、空間を有効活用できるため、敷地が限られている場所に適しています。
・ゲートスタイル:大きく開閉が可能で、特に車庫入り口など大きな開口部が必要な場所に用いられます。
一般的に、人が通るのに必要な最小幅は約60センチとされています。空間が限られている場合は、設置位置を調整することも検討してください。
門扉の素材は住宅の雰囲気に合わせる
門扉の素材は、エクステリアの全体的な印象に大きく影響します。住宅のスタイルや雰囲気に合わせて、適切な素材を選ぶことが重要です。
以下にて主な素材を紹介します。
アルミ形材:
軽量で開閉が容易であり、多様なスタイルに適応します。錆びにくく、耐久性があります。カラーバリエーションが豊富で、シルバー・グレー・ブラック・ホワイト・ブロンズなどから選ぶことが可能です。
アルミ鋳物:
重厚感と存在感があり、特にヨーロピアン風の住宅スタイルに適しています。耐久性に優れており、深みのあるカラーが特徴です。
スチール材:
軽量でコストパフォーマンスに優れます。主に仕切りや勝手口として利用されます。色のバリエーションは、アルミ形材と同様に豊富です。
再生木・樹脂:
木材の温もりを持ちつつ、耐久性や耐候性に優れています。自然に囲まれたエリアやナチュラルテイストの玄関にぴったりです。
迷う場合には、エクステリア専門の業者に相談するのもおすすめです。
まとめ
この記事では、エクステリアのなかでも門扉に注目し、その役割や適切な選び方について解説しました。
門扉はエクステリアデザインと調和することで、住宅全体に統一感をもたらします。統一感を意識する場合には、デザインや開閉方法、素材の選定が重要です。
またエクステリア全体の改善を検討している場合は、エクステリア専門の業者に相談することで、より自分が理想とする門扉を実現できます。
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