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外構工事でブロック塀を設置するメリットや注意点について

2023年8月4日

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外構工事をするときには、家の外観を保つだけではなく、防犯対策を行う必要もあります。

塀を設置するときには、ブロック塀やレンガ塀、フェンス塀、塗り壁など、さまざまなタイプのなかから選べます。この記事では、エクステリアのリフォームをするときに、塀を設置するメリットやデメリット、設置するときのポイントを紹介しています。

塀は敷地の境界線を示し目隠しにもなる

外構工事で塀を設置するのは、敷地の境界線を明確にする目的があります。塀があれば侵入者を防ぎ、防犯対策になるだけではなく、厳かな雰囲気を醸し出したり、落ち着いたイメージを与えたりすることもできます。

また塀は通行人の視界を遮り、プライバシーを守る面でも貢献します。外構工事で塀を取り付ければ、フェンスよりも個人の空間の保つことができますが、一方では閉塞的な空間にしてしまうというデメリットもあります。

そのため、近年ではオープン外構工事や、フェンス外構工事の人気が高まっています。

外構工事で塀を設置しても管理を気にしなくて良い

外構工事で使用するブロックにも、さまざまな種類があり、耐久性の高い素材を選べば日々の管理にかかる手間も少なくなります。ブロック塀は外構工事で扱う素材のなかでも、耐久性が高い素材です。

もちろん、だからといってブロック塀を一生使用できるわけでもなく、劣化はしていくので、定期的に確認することが大切です。

外構工事でブロック塀を設置するときの注意点

外構工事で取り付けるブロック塀は、庭を囲う丈夫な壁のようなものです。つまり、住宅の周りを全体的に囲むことになると、風や光を遮ってしまいます。

通気性が悪くなり、地面が乾きにくくなることもあります。また、光が入らないので全体的に暗くなってしまいます。そのため外構工事をするときには、穴の開いたブロックを採用すると良いでしょう。

しかし、穴が開いたブロックを使うと、強度も弱まるのでバランスを考えながらブロック塀を取り付けるようにしましょう。

住宅の広さに変化はなくても、庭に囲いができると敷地が狭く感じられる場合があります。ブロック塀を建てれば視界が遮られてしまうので、狭く感じるのは自然なことです。

この点でも穴の開いたブロックを使用すれば、問題を解決できます。ブロック塀は、内側からの見た目と外からの見た目が異なることがあるので、バランスを考えて配置しましょう。

外構工事でブロック塀を取り付ければ、防犯性が上がりますが、裏目に出てしまうおそれもあります。不審者が庭の中に入り込んでしまった場合、ブロック塀によって外からは見えにくくなるためです。

そのため外構工事では、不審者の侵入を許さないながらも、ある程度の高さを保つ塀に調整したり、穴の開いた塀を採用したりすることで問題を解決できます。

また玄関の鍵を頑丈なものにする、二重のペアガラスをはめるなど、防犯面を強化しておくと安心できます。

日本は地震が多い国なので、耐久性の高いブロック塀を採用しても、揺れが強くなると倒壊するおそれが高まります。ブロック塀が古くなった場合には、特に警戒しなければなりません。

万が一のときを考えて、地震の多い地域に住んでいて塀の倒壊が不安な人は、ブロック塀ではない塀を採用すると良いでしょう。

ブロック塀を作るときのポイント

劣化したブロック塀を取り壊し、新たなブロック塀に立て直すリフォームは効果的です。この方法は一部分だけ改修するよりも長い時間が必要ですが、出来上がったあとの耐久性は増します。

しかし、設置するときの基礎工事は欠かせないものなので、既存のブロック塀を解体する費用と、撤去する費用、基礎工事にかかる費用、新しいブロック塀を取り付ける費用を準備しなければなりません。

既存のブロック塀を解体し、解体したあとに基礎を作るための土を掘ったり、埋めたりする掘削工事が必要になり、それから基礎工事やブロック塀の設置を行うことになります。

ブロック塀にはコンクリートを採用する人が多いですが、住宅の雰囲気に応じて細かなデザインを施したり、ペイントをしたりするなどして個性を出すこともできます。

単純な柄から凝ったデザインやカラーのブロック塀まで、種類が豊富なので、作業に入る前に外構業者に相談してみましょう。

既存のブロック塀が低いために外構工事で塀を高くして目隠しの機能を追加したいときには、ブロック塀の上にフェンスを立てるという工法もあります。

取り付けるフェンスのタイプは、プラスチックや網目、アルミなどさまざまな素材を選べます。既存のブロック塀の上に垂直に穴を開けて、そこにフェンスの柱を取り付ける方法や、金属を使う方法があり、環境に応じて選択すると良いでしょう。

フェンスを立てると塀が高くなるので、強い風の影響を受けやすくなることも念頭に入れて工事を始めましょう。玄関周りの塀については、ブロック塀の上にフェンスを取り付けると、圧迫感が出るかもしれません。

そのため、玄関周りは塀やフェンスで囲わずに、柱や扉で目隠しするといった工法を取ることも可能です。ブロック塀とフェンスのデザインが合っている柱や扉を採用すれば、見た目のバランスが取れるでしょう。

ブロック塀ではなくフェンスを採用する

ブロック塀が古くなり、安全面でも不安なときには、既存の塀を取り除き、新しくフェンスを立てるのも良い方法です。放っておくと、倒れて通行人や近隣住人、家族などが怪我をする可能性もあります。

危険な事態を避けるためには、既存のブロック塀を取り除き、新しくフェンスを取り付けるのも、有効な安全対策です。安全面だけではなく、フェンスを取り付けることには、いくつものメリットがあります。

たとえば、目隠し用のフェンスは通行人からの目線を遮断し、スペースを区切れます。フェンスは素材やデザインが豊富なので、家の外観にアクセントを与えたいときには、ブロック塀を取り除いてフェンスに取り換える家庭もあります。

庭の塀に低コストでも強いフェンスを使用すれば、長い時間使用できます。しかし、既存のブロック塀を解体し撤去する費用や、新しいフェンスを取り付ける費用も必要になります。

 

茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。

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