エクステリアの工事でバルコニーやベランダを取り付けるメリットについて
2022年8月5日
これまで2階建ての家ではベランダかバルコニーを付けるのが一般的でした。
しかし最近はベランダを付けない家も少しずつ増えています。
ベランダやバルコニーがあると、洗濯物を干す時に助かりますが、デメリットもあります。
メリットとデメリットを考えた結果、ベランダが無い家を建てる人もいます。
この記事ではベランダを付けるメリットとデメリットについて紹介します。
ベランダやバルコニーの必要性
家を建てる時に、ベランダやバルコニーは無くてはなないものではありません。
古来の日本建築は平屋が多く、昔の家にはベランダがありませんでした。
今でも2階建ての住宅でもベランダ無しのプランを選択できます。
ではベランダを付けなくても問題は起きないのでしょうか?
近年では2階建ての住宅でベランダを付けない人が増えています。
理由は建築コストや維持管理のランニングコストを抑えるためです。
ベランダを付けるのは当たり前、という固定概念からベランダを取り付けたものの、いろいろな理由でベランダを使っていない人も少なくありません。
家を建ててからベランダを付けなくても良かったと感じているお客さまもいます。
しかしベランダの使用目的がはっきりしていて、別の方法では代用できないなら、間違いないなくベランダを取り付けた方が良いでしょう。
ベランダとバルコニーは違う物なのか?
外構業者のホームページで、エクステリアのリフォームの施工事例を見ると、ベランダのリフォームやバルコニーの取り付けなど、ベランダとバルコニーの定義や区分が曖昧です。
用語辞典によると、屋根があるのはベランダと呼ばれていて、屋根が無いのがバルコニーと表記されています。
しかし一般人は屋根があろうがなかろうがベランダと呼ぶ人の方が多く、インターネットの検索で多いのもベランダという語句です。
マンションのバルコニーで手すりに植物をぶら下げている場合、屋根が無いので植物に水をやる時に、水が下の階にこぼれてしまうこともあり、集合住宅では下への配慮が必要になります。
そのため最近では戸建て住宅やマンションでも、下の階の部屋の屋根部分にバルコニーを作る、ルーフバルコニーというものも人気があります。
リフォーム工事をする時に注意すること
マンションに住んでいる人は、自宅に庭が無いのでベランダでガーデニングをしたいと思い、ベランダのリフォームを考える方もおられます。
外のスペースを有効に活用して、庭を作ることは出来ますが、リフォーム工事をする時には、どんな工事をして良いのか、管理会社とマンションの規約について話し合おうと良いでしょう。
ベランダに植物を置いて水やりを続けていると、排水口に泥や落ち葉が詰まってしまい、水漏れで下の階の住人に迷惑をかけてしまうこともあるので、リフォームする時には防水や排水の設備をしっかり準備することが大切です。
一方屋根のないバルコニーでは、ベランダよりも雨に濡れる頻度が高いので、鉄の部分の劣化が早いです。
リフォームをする時には、サビや腐食に強い素材を選ぶと良いでしょう。
鉄製の手すりが付いている場合は、5年程度に1度のサイクルで防錆材を塗るようにしましょう。
もしウッドデッキを取り付けるならば、腐りにくいように加工された人口木材を使うと良いでしょう。
ルーフバルコニーであれば、防水の工事が大切なので、10年程度に1回を基準に防水の設備の点検する必要があります。
バルコニーやベランダを取り付けるメリットについて
バルコニーやベランダのメリットとして真っ先に思い浮かぶのが、洗濯物が干せることです。
大家族で生活している主婦にとって、みんなの洗濯物を一気に干して、大きな布団を干せるのは有難いです。
晴れた日に外に干して、太陽の光を浴びた洗濯物はすぐに乾きます。
外に干せれば室内干しのように臭いが気になることもありません。
またリビングの前にバルコニーやベランダがあるので、外との距離ができて、外からの目隠しになって、リビングの中が見えないのでプライバシーを守れます。
バルコニーやベランダにある柵や手すりは目隠しとして利用できます。
別のメリットとして、庭のようにもリビングの延長のようにも使えることがあり、花やハーブを植えてガーデニングを楽しんだり、椅子とテーブルを置いてコーヒーやお茶を飲みながら読書することも出来ます。
2階のベランダであれば、外から見えないので、プライバシーを保ちながら自分の好きなことを出来ます。
また、もし2階の部屋にエアコンを取り付けたい時には、2階にバルコニーやベランダがあれば、エアコンの室外機を置けるので、複雑な工事が要らずに、エアコン設置の費用を抑えることが出来ます。
バルコニーやベランダのデメリットについて
新築の物件にベランダを取り付けたら、資材費や塗装費、人件費などが余計にかかるので、それだけ建築費用が増えることになります。
またバルコニーやベランダは屋外にあるので、汚れたりホコリや落ち葉が溜まりやすく、定期的に清掃しないといけません。
中でも排水溝は頻繁に掃除しておかないと、ゴミが詰まって水が溢れてしまいます。
バルコニーの柵や手すりは、数年に1回はペンキを塗り直すなどメンテナンスが必要なので、手間やコストがかかります。
バルコニー付きのカーポートについて
外構のリフォームをする時に、駐車場のカーポートの屋根の上に、バルコニーやウッドデッキを付けることも可能です。
2階建てでバルコニーが付いたカーポートや屋上デッキ付のカーポートは、いろいろなサイズやデザインにも対応できます。
そのため家の敷地が狭くても空間を有効活用できます。
バルコニー付きのカーポートにリフォームする時の費用は、車一台分のサイズで約100万円程度から約200万円程度、平均すると150万円程度が相場です。
もし車二台分のサイズだと、約50万円程度から約100万円程度が追加の費用としてかかります。
でもカーポートやバルコニー、またはウッドデッキに関しては、使う素材によって値段が変わってくるので、あくまでも目安の値段になります。
もしウッドデッキやバルコニーで、定期的にバーベキューをするなど、たくさんの人が上に乗る時には、重量に耐えられるように補強工事をする必要があるので、追加料金が必要になります。
茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。
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