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カーポートの設置を外構業者に頼むときの工事のポイントについて

2022年12月9日

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車を乗ることが一般的な地域では、家を建てると同時に庭や駐車スペースも確保します。
屋根なしの駐車場を設けるのも良いですし、カーポートを設置することも出来ます。

カーポートはデザインだけで決めるのではなく、安全性や使い勝手の良さも大切な判断基準になるので、よく考えるようにしましょう。
この記事では、新しくカーポートを取り付けるときに知っていると便利なポイントを紹介しています。

カーポートを取り付けるときの費用について

カーポートの値段は駐車する車の数と、大きさ、材料費によって異なります。
費用の目安は約40万円から100万円になります。

ホームセンターでカーポートを買うと、取り付け費用も含まれていています。
工事の費用を安くするためには、幾つものエクステリア業者に見積もりを依頼して、比べることをおすすめします。

家の敷地にある車を停めるスペースを駐車場と言います。
ガレージやカーポートはどちらも駐車場という括りで考えます。

ガレージは屋根がある駐車場のことです。柱や梁、壁、天井で作られているのが特徴です。
車が2台くらいの止められるスペースであり、門や扉が付いている場合もあります。

一方でカーポートは、屋根がある駐車場ですが、ガレージと比べると簡単な作りになっており、屋根と柱だけで作られています。
壁は設置されておらず、雨や雪、太陽光から車を保護することを目的に作られています。

カーポートのタイプについて

カーポートは基本的には柱と天井だけで作られており、壁がないのが特徴です。

人気が高いのは、柱が片側にだけ付いている形状のカーポートで、柱の数が少ない分駐車スペースを広く取れるので、車が駐車しやすいメリットがあります。

一方で両側に柱があるカーポートだと安定感が増します。
天井を支える力が強いため、重さに耐えられる構造になっていて、強い風が吹いたり頻繫に雪が降る地域におすすめです。

カーポートの屋根にも種類があり、人気が高いのは紫外線を断つ機能を供えた商品で、太陽光から愛車を守れますし、防火性能もあり色の種類も多くあります。

また雪が多い地域に住んでいる人は、スチール板で作られた頑丈な屋根を採用すると良いでしょう。
ほかにもサビにくいアルミを使った屋根もあります。

なるべくコストを抑えたいときには、塩化ビニールで作られた屋根を選ぶと良いでしょう。

金属の屋根と比べると頑丈さには欠けますが、安く買えるので、雨ざらしを避けるためにとりあえず屋根が必要という人にピッタリの素材です。

しかし直射日光を防げるわけではないので注意が必要です。

カーポートを設置するときに気を付けること

新築を建てるときの外構工事と同時にカーポートも取り付けるか、外構工事が終わってからカーポートを設置するかの判断は重要です。

建築会社や住宅メーカーで家を建てて、外構工事とカーポートをセットで申し込めば、お願いするだけで十分ですが、カーポートの設置にかかる値段は、相場よりも高くなってしまうことが多いようです。

多くのお客さまが住宅の内装にこだわるあまり、外構工事までお金が工面できなくなくなり、工事を始める前になって計画を変えることもあります。

カーポートを安く購入できるホームセンターなどに、施工を依頼することで費用を抑える人もいます。
そのため外構工事とカーポート工事をバラバラで依頼する事態が生じます。

カーポートの工事をするときにトラブルになるのが、柱の場所に関する問題です。
カーポートを建てるうえで、柱の場所は強度を保つために大切な要素です。

しかし外構工事とカーポート工事をバラバラに頼むと、柱の位置を考えないで配管を設置される可能性もあります。

すでに地面に埋まった水道管やガス管は、簡単に位置を変えることが出来ずカーポートを設置しようと思ったときに、地面の下に配管が通っているので、施工出来ないと工事を断られてしまうことも多いようです。

解決方法としては、前もって住宅メーカーや外構業者にカーポートを設置する位置を伝えておくと、地面の配管の場所を決めるときに、柱と重ならないように注意してくれます。

カーポートを設置するときには工事の順番も重要で、コンクリートで舗装されている駐車場にカーポートを設置するときには、柱を地面に埋めこむために、基礎になるエリアのコンクリートを壊す工事が必要になります。

コンクリートに直接柱をはめ込むことが出来ないので、強度を高めるために大切な作業です。
柱を固定するためには、モルタルを流して固めますが、コンクリートと柱とで色が違ってしまうというデメリットもあります。

また別途の料金がかかるという問題も起こります。

この問題を避けるためには、コンクリートを流しこむ前にカーポートを設置したり、空洞を空けながらコンクリートで舗装する必要があります。

しかし、コンクリートを流す前にカーポートを設置するときには、外構業者とカーポート業者が工事の予定を調整しなければなりません。またコンクリート部分に空洞を開けるときには、柱と基礎のサイズを熟知しておかなければなりません。

いずれにしても、バラバラの業者が仕事をするので、お互いのコミュニケーションが大切です。

どのようなカーポートを設置するかは、停車する車の数や大きさ、車の高さよっても大きく変わります。
今は小さな車に乗っていても、将来家族が増えて大きな車に乗り換えることがあるかもしれません。

車を買い替えたあとにカーポートも新しくするというわけにはいかないので、将来のことも考えて、家族の計悪に合わせてカーポートを選ぶと良いでしょう。

また地域や気候によっても柱の数や屋根の素材が違ってきます。雪が多い地域ならば、それなりの強さが必要になります。

屋根なしの駐車場とは違い、屋根が付いたガレージやカーポートを取り付けるときには、法的な制約を受けます。

また、建築確認を申請しないまま工事を始めると、建築基準法に違反しているとみなされることもあるので、工事を始める前に外構業者に相談するようにしましょう。

最後にカーポートと住宅の外観とのバランスも大切です。

駐車スペースとフェンス、外壁のデザインや色が合っていないとおかしな印象を受けるので、自宅や周りの家から浮かないデザインにしましょう。

茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。

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