外構工事でレンガを敷き詰める時に気を付けるポイント
2022年8月26日
外構工事を行う時には、外からの見た目が気になります。
家の見た目は外構で決まるので、施工の内容や使う材料によって、いろいろな見た目の家が出来上がります。
もし外構会社に工事を依頼して、どんな材料を使うか迷っている時にはレンガを使ってみると良いでしょう。
レンガは色や材質、形もたくさんあるので、簡単に外国の庭のように、エクステリアをおしゃれに仕上げることが出来ます。
この記事では、外構工事にレンガを使うポイントや方法、使用する場所について紹介しています。
外構でレンガを使う利点について
外構でレンガを使用するメリットは、レンガが遮音性に優れていて、断熱性が高いことです。
そしてレンガの素材は土なので、環境にも優しく暖かみのある材料なので外構には向いています。
時間が経って劣化しても、見た目に味が出るためすぐに新しい物と取り換える必要はありません。
同じレンガを長くずっと楽しめることが、レンガを使うメリットです。
特に外壁や玄関回りは頻繁にリフォームする場所ではないので、長期間同じ材料を使用することが出来ます。
レンガはカラーバリエーションが豊かなので、自分の願いに合わせたデザインに変えやすいのも利点です。
しかし、外構でレンガを使うことにも問題はあり、時間と共に見た目が変わる一方で、劣化しやすいというデメリットもあります。
またヒビが入り、割れた部分だけを修理したくても、同じ色のレンガが手に入らないこともあります。
レンガ敷きの時にも、モルタルで固定しなければならないので、解体する時にも手間がかかるのも困難の一つです。
そしてレンガを駐車場に敷き詰める時には、コンクリートで基礎工事をしないと全体的に安定せず、沈み込んでしまう可能性もあります。
レンガの種類と用途について
レンガは使い勝手が良く、種類も豊富でデザインのバリエーションも多く、外構工事の時によく使われる素材です。
レンガは大きく分けて、窯を使って焼き固めた物と日干しで固めた物の二種類があります。
また水に強い物や火に強い物など幾つかの種類に分かれ、それぞれの用途で使われるレンガも違います。
外構工事で使われるレンガは、普通レンガが多いです。
このレンガは赤レンガとも呼ばれ、最もポピュラーなレンガがこのタイプです。
水に強い赤レンガであれば、花壇や玄関回りに使われることもあります。
穴あきレンガはレンガを積み上げて使う時に使用されます。
その名の通りレンガに穴が開いていて、中に鉄筋を通すので強度が高まります。
似たような見た目をしていても、単に軽くすることを目的とした穴あきレンガもあるので、用途に合わせて使用するように気を付けましょう。
またピザ窯や暖炉を作る時には、耐火力に優れた耐火レンガを使います。
しかしバーベキューコンロを置くなど、外でレンガ使う時には雨に濡れないように注意しなければなりません。
レンガは色の種類も豊富
レンガはたくさんの色があるため、レンガの敷き方によって、模様を描いて立体感を出すことも出来ます。
またレンガは、朝と夕方で日の当たり方によって色が違って見えるので、色の組み合わせや敷き積み方で、異なる印象を与えます。
赤色、桃色、茶色、灰色、白色などの色が基本色になり、焼き方や固め方の違いで色合いが変わるので、それぞれが唯一無二のレンガになるため、どれ一つとして同じレンガはありません。
そのため外構の工事の時には欠かせないアイテムです。
エクステリアでのレンガの使い方について
外構工事をする時に、レンガの魅力を最も活かせる場所はどこでしょうか?
外構においては、どこにでもレンガを活かすことが出来ます。
例えば駐車場にレンガを敷く時には、まず下地にコンクリートを使って地面を固めた方が良いでしょう。
この作業をしないとレンガを平らに並べることが出来なくなり、ガタガタになってしまいます。
やがて車の重みやタイヤの摩擦により、少しずつ隙間や傾きが生じ、レンガ自体にもヒビが入ってしまい、割れてしまうこともあります。
そのためレンガの色にこだわる、キレイな駐車場にしたいのであれば、レンガが平らになるように敷き詰めて行きましょう。
レンガは積むだけでなく、玄関回りに並べることで見た目をガラリと変えることも出来ます。
数種類の色のレンガを使って、他の舗装と組み合わせることで玄関と通路、ガーデニングと部屋、駐車場や玄関などいろいろな場面に使用することが出来ます。
レンガは芝生や木との相性も良く、真っすぐに並べるだけでなく、カーブさせたり、四角く並べるなど自分の好きなデザインに出来ます。
またレンガを上手に活用すると、花壇に咲く様々な色の花を美しく見せることが出来ます。
レンガの並べ方や積み重ね方を変えると、おしゃれなイメージが増し、外国の家のようなイメージの花壇を作れます。
近年では家の見た目を、ヨーロッパの家のようにリフォームするお宅が増えています。
花壇だけでなく、柱や塀にもレンガを使うと、家全体が暖かみのある雰囲気を醸し出します。
さらに自宅の塀には、フェンスを使用するのが一般的ですが、フェンスの基礎にレンガを使うことによって、デザイン性に優れ、光を取り入れ、通気性も上がります。
レンガの重ね方を工夫することで、中間に窓やスリットを作れます。
こうすると重ねただけのレンガの壁とは違い、圧迫感が無くなります。
外構業者を依頼した時にかかる費用の目安
レンガを敷く時には下地を作る作業が必要です。
全ての作業を含めるとレンガ敷きに必要な費用は、1平米1万5千円程度から3万円程度くらいかかります。
使うレンガも通常の赤レンガより、耐久性が高い焼きレンガを使うなど、より品質の高いレンガを使えばその分費用は高くなります。
またレンガを積む時にも基礎工事や目地積みなどの作業が必要です。
花壇であれば、ただレンガを積み重ねるだけで良いので、費用は少なくて済みます。
しかし塀のように、地震が起きても壊れないように積み上げる時には、鉄筋を使わなければならないので、材料費が余計にかかり金額も増えます。
レンガの塀を施工する時には、1平米8千円程度から2万円程度かかります。
まず積み上げする時の基礎工事で、3千円程度から8千円程度が必要です。
そしてレンガを積んでいくのに6千円程度かかり、さらに化粧目地積みをする時には、1万円ほどかかります。
茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。
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