新築の外構工事を依頼するタイミングについて
2022年9月2日
何もない土地に新築で家を建てる時には、契約してから工事をするので、入居するまでに半年かそれ以上の時間が必要です。
新しい家に引っ越すのは、子供たちの転校のことを考えると、新学期が始める4月までには引っ越していたいと思う方が多いようです。
新築の工事を始めるタイミングと比べると、外構工事はいくらか余裕があります。
この記事では、新築の外構工事をエクステリア業者に依頼する時期や工事の流れについて紹介します。
外構工事でかかる期間について
エクステリア業者に頼んで外構工事をすると、工事にかかる期間は1か月くらいと言われています。
しかしこの時間は目安の一つにすぎず、土地の大きさや工事する場所の多さによって工事に必要な期間は変わります。
敷地
例えば、敷地の土地を平らにするための工事では、1週間くらいの時間が必要ですが、雨や雪などが降ると工事が出来ないこともあります。
耐久性が良く重みに耐えられる素材は駐車場のスペースや玄関前のアプローチに使うと使い勝手が増します。
設置する時には、家の周りの土を掘って砂利やコンクリートを敷く作業が必要なので、外構工事の作業には一定の時間がかかります。
コンクリートブロック
コンクリートのブロックを家の周りに設置すると、人が外から簡単に入って来れなくなるので防犯に役立ちますし、外から中の様子が見えにくくなるので、プライバシーを守れます。
多くの人はコンクリートのブロックを庭に積んで、塀として使用しています。ブロックの色はグレーだけでなく、茶色のブロックもあり、家の印象に応じて使うブロックの色を決めると良いでしょう。
コンクリートのブロックは塀だけでなく門や土留にも使われます。
施行するには、ブロックを配置する場所の土を掘って石を敷き、コンクリートを流し込みます。乾燥するまで3日程度はかかります。
フェンス
不審者の侵入を防いだり、外から見えなくするためにフェンスを設置することも出来ます。
フェンスはガーデニングにも役立ち、フェンスで庭を囲えば庭仕事を落ち着いて楽しめます。
しかしフェンスの素材や模様はたくさんあるので、どんな商品を選ぶかは目的を意識して決めるようにしましょう。
簡単なデザインのフェンスならば、どんな家にも合わせられるので使い勝手が良いですし、目隠しとして使う目的であれば横格子の商品を使うと良いでしょう。
また欧風の見た目にしたい時には鋳物で出来たフェンスを使うことも出来ます。
フェンスを取り付けるには、土台をつくってから柱を立てて取り付けるので、2日程度から3日程度の時間がかかります。
駐車場
日本ではほとんどの地域で車が必要です。新築の家を建てた時には駐車場も必要です。
駐車場は雨や汚れを防いでくれますし、雪国では雪をしのげるような駐車場を設置しなければなりません。
外構業者に駐車場を作ってもらう時には、自分が暮らしている地域の気候を考えて作ることをおすすめします。
駐車場は柱を建てて、フレームを組み立て屋根を設置します。
工事は1日で終わることもありますが、車の台数が多いと駐車場も大きくなるので、3日程度かかることもあります。
門柱
表札を付けてお客さんを迎えるために、引っ越してからすぐに取り付けるのが門柱です。
門柱は木目調の物からコンクリートで出来たものまでたくさんあります。
取り付け工事には、出来上がった製品を使えば、1日で終わりますが、タイルやコンクリートを使用しておしゃれにアレンジすると、1週間くらいかかることもあります。
自分の家にしかない特別な門柱を作る時には、コンクリートを流して固めて乾燥させなければなりません。
天気が雨の日には工事がはかどらないので、完成するまで予定よりも時間がかかることもあります。
外構工事の相談をはじめる時期について
外構工事を業者に依頼する時期が早すぎてはいけません。
なぜなら家を建てながら変更する箇所が出来た時に、外構工事の予算を減らす場所が出るかもしれないからです。
しかし依頼する時期が遅すぎると、外構工事で仕える費用がほとんど残っていなくて、工事が出来なくなる可能性もあります。
そこで外構工事を依頼するのに最も適した時期は、足場が外れて家が完成する時期です。
外構工事にかかる時間も1か月程度なので、このタイミングで業者に頼むと良いでしょう。
なお駐車場や門柱は工場で作られた汎用品を使えば、もっと短い時間で作業を終えられますし、業者との話し合いも1回で終わります。
しかし素材や造りにこだわりたい方は、業者と話し合う回数も多くなります。
新築が出来上がる1か月前には、工事に関する話し合いを終わらせておくと良いでしょう。
外構工事までの流れ
初めに外構工事を頼む業者を選びます。
工事を頼みたい業者が見つかったら連絡を取って、話し合う日を予約しましょう。
立ち合いの時には、家の図面を渡して工事で希望することをはっきり伝えましょう。
例えば塀のデザインはおしゃれなタイプが良いとか、玄関回りの段差を低めにして欲しいなどと伝えることができます。
話し合いが終わったら、後から見積もりが知らされます。
工事にかかる費用や日程をチェックして、もし変えて欲しい項目があれば、業者に伝えるようにしましょう。
見積もりに納得したら次の打ち合わせの日付を決めます。
業者との打ち合わせや話し合いは、現地ではなく会社まで出向くことになります。
会社に行くのが大変だと感じる時には、電話やメールでのやりとりすることもできます。
業者に相談して、自分の希望が通れば契約します。なお値段を抑えるためには、一つの業者で決めないで、複数の外構業者に見積もりを依頼して、同時進行で話し合いを進めることが出来ます。
見積もりや作業の内容を見てから一つの業者を選ぶようにしましょう。契約を交わせば外構工事が始まります。
外構工事は家を建ててからついつい後回しになりがちです。
外構工事で費用をケチると後から庭の水はけが悪くなるなど、いろいろな問題が発生します。
家を建築しながら、平行して外構工事も進めていくことになりますが、依頼する時期にも気を付けなければなりません。
一番良い時期は新築の足場が外れた時なので、この時期に始められるように逆算して決めていくことが大切です。
気持ちよく生活が出来るように、外構工事をする時には良く考えていきましょう。
茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。
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