エクステリア業者にバルコニーやベランダの外構工事を頼むメリット
2022年8月12日
新築を建てる時には、バルコニーやベランダを設けるのが一般的です。
しかし実際にバルコニーやベランダを作ってみて、失敗したかなと感じるお客様もおられるようです。
対照的に外構エクステリアのリフォームの時に、ベランダを後から付ける工事をする人もいます。
この記事では、バルコニーやベランダのメリットとデメリットを紹介し、失敗しないための注意点にもついても説明します。
バルコニーとベランダの違いについて
バルコニーもベランダも、建物の壁から外に設置される床のことを指します。
両方とも建物の一部と見なされていますが、2階建てで屋根が無いものがバルコニーで、1階または2階建てで屋根があるものが、ベランダと言われています。
しかし厳密な定義があるわけではなく、多くの人はベランダもバルコニーという語句も曖昧に使用しています。
なおバルコニーの中では、下の階の屋根の部分をバルコニーにした、ルーフバルコニーや、バルコニー部分が建物の内側に引っ込んでいるインナーバルコニーも人気があります。
これらは通常のバルコニーやベランダよりも、広い空間があるので、空間をいろいろな方法で活用できます。
ベランダやバルコニーを設置するメリットについて
ベランダやバルコニーは、屋外にあるので外の空気を感じられるのがメリットです。
本を読む時にも部屋の中ではなく、外に出て若葉の香りを感じながらゆっくりと読みたいと思う方は少なくありません。
バルコニーで読書が出来れば、くつろいだ時間を過ごせて、気分転換をするのにピッタリです。
また屋根が小さいので、イスやテーブルを置いておくと雨が降った時に濡れてしまうのではないかと不安になりますが、プラスチック製のイスを置いておけば、水が素材に染み込むことがないので、水をタオルで拭き取るだけですぐに使えます。
ホームセンターやインターネット通販では、庭用のテーブルやチェアなどのガーデンテーブルセットなどが販売されているので、自宅のスペースに合わせて商品を選べます。
ベランダやバルコニーは、外から見えないのでプライバシーを保てる空間です。
また2階に設置すれば外からは侵入されにくいので、洗濯物などを盗まれる心配もありません。
安心して洗濯物を干せるのが、ベランダやバルコニーを取り付ける理由の一つです。
もし庭に布団を干すとしたら、物干し竿の高さまで布団を持ち上げて干さなければなりませんが、ベランダやバルコニーがあれば、手すりに布団をかければ良いので、高い位置まで持ち上げる必要がなく、重い布団でも簡単に干せます。
また外の景色が見える位置にベランダやバルコニーがあれば、夏には花火、春には桜、秋には紅葉などを自宅に居ながら楽しめます。
家族の憩いの場として、テーブルやイスを置いてゆったり過ごせます。
ほとんどの地域では、燃えるゴミは週2回ほどの回収になるため、ゴミの日まで室内にゴミを保管しなければなりません。
臭いが気になるので、誰でも室内にはゴミを置きたくありません。
部屋の前にベランダやバルコニーがあれば、次回の収集日までゴミを置いておくことができ、嫌な臭いを部屋の中に充満させなくて済みます。
ゴミ袋をそのままではなく、ポリバケツに入れて保管すれば、カラスなどにイタズラされる心配もなく、ゴミの日にゴミ捨て場に持って行くことが出来ます。
ベランダやバルコニーを後から設置するデメリットについて
ベランダを後から設置すると、建物全体の耐久性や防水性が下がる可能性があります。
また家の構造が変わるので、耐震性も考えなければなりません。
ベランダを後から取り付ける時には、リフォーム会社と安全面の概要について打ち合わせをしましょう。
またベランダの手すりは、雨に濡れるので腐食したり、サビることがあります。
ウッドデッキのなど天然の木で出来ていれば、白アリに食われることもあります。
手すりに問題があると、人が寄り掛かった時に落下する恐れがあるので、定期的なチェックが必要です。
ベランダの床材は、日光があたると劣化して、時間が経つとひび割れる問題があります。
ひび割れをそのままにしておくと、水漏れが起きて家の内部に問題が出るので、定期的にペンキを塗って防水加工する必要があります。
なお防水のメンテナンスには、ウレタンやFRP、塩化ビニールシートを使用します。
どんな素材が良いのか外構やエクステリアの業者と相談して、これまでの施工事例なども参考しながら、処置をしてもらいましょう。
またベランダを後から付けるリフォームの時に、床面積が10平方メートル増える時や、建物が防火または準防火地域にある時には、確認の申請が必要となるので事前に準備しておく必要があります。
酷く劣化した部分を発見した時や、ベランダが全体的に不安定だと感じたら、すぐにリフォーム会社に電話して補修工事を依頼しましょう。
リフォームの目安の期間として、木材のベランダなら3年程度から5年程度、鉄やアルミ製なら5年程度から10年程度が使用できる年数です。
なおリフォーム工事では、1平方メートル当たり約5,000円程度から約8,000円程度の費用がかかります。
状態が良いほど費用も安く抑えられるので、問題点を見つけたら放置せずに、すぐに修理の依頼をしましょう。
リフォームを施工してから保証期間中ならば、無料でペンキを塗ってくれるリフォーム業者もいます。
カーポートバルコニーについて
カーポートバルコニーは、バルコニーやウッドデッキが上に付いたカーポートのことです。
カーポートバルコニーにはいくつものデザインがあり、住宅の場所や土地の形などに合わせて設置が出来ます。
なおバルコニー部分はカーポートと同じ広さなので、洗濯物を干す以外にもさまざまな使い方ができます。
カーポートバルコニーの取り付け方法は2つあり、壁付け型は通常のバルコニーのように、住宅の壁と接するように設置します。
下に駐車場のある広いバルコニーで、2階の部屋から直接出入りが出来るので、使いやすく人気があります。
一方独立型は、部屋と繋がっておらず、完全に独立して造られます。
部屋からの出入りが出来ないので、カーポートバルコニーに行くために階段を設置しなければなりません。
また、強度を上げるのに頑丈な素材を使う必要もあります。
茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。
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