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ー一般住宅の駐車場の外構工事ではアスファルトで舗装すると良い?ー

2023年11月10日

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外構工事で一般住宅の駐車場を仕上げるときには、コンクリートで仕上げることが一般的ですが、ショッピングモールやスーパーマーケットのように、アスファルトを使用する家庭もあります。アスファルトの金額はコンクリートよりも安価で、作業にかかる時間を短くできるという利点があります。

この記事では、外構工事で一般的住宅の駐車場を舗装するときに、アスファルトにするメリットとデメリットを紹介します。またコンクリートのメリットについても解説しているので参考にしてください。

外構工事とアスファルト

アスファルトと呼ばれるものは、アスファルト合材という道路の舗装をするときに使う材料を指します。

アスファルト合材は、炭化水素物質と小石や砂を混ぜて作られていて、道路の舗装をするときには、加熱して使用します。

一方で、コンクリートは、石灰や鉱物などが元になるセメントの粉に、小石と砂を混ぜて水で練って作ります。

アスファルトとコンクリートは、使用する材料が違い、仕上がりの美しさもコンクリートのほうがきれいという特徴があります。

なお外構工事で使用するときには、アスファルトは転圧すればすぐに固まりますが、コンクリートは固まるまでの待ち時間が長いことも覚えておきましょう。値段を比べると、コンクリートよりもアスファルトのほうが安く済みます。

駐車場の外構工事でアスファルトを使用する利点

駐車場の外構工事で使用できる材料には、アスファルトやコンクリートがあり、砂利やタイル、芝生なども組み合わせると、個性的な駐車場に仕上がります。

外構工事でコンクリートを使うことには、デザイン性が高いというメリットがありますが、駐車場の外構工事をするときにアスファルトを使用するメリットもいくつかあります。

早く固まりすぐに使える

駐車場の外構工事でアスファルトを使用するメリットは、固まる速度が速いという点です。コンクリートを使用すると、駐車場に流してから最低でも1週間は待たなければなりません。

しかしアスファルトであれば、数時間で固まるのですぐに使えるようになります。

また、コンクリートと比べるとアスファルトは施工も簡単なので、短い時間で外構工事を終えられます。早く作業を終わらせて、すぐに使用したい人にはアスファルトがおすすめです。

使いやすい素材

アスファルトは車が走りやすく、水はけが良くて、摩擦に強いという長所があるので駐車場に向いています。雨の日でも水が溜まりにくく、車を走らせるときも滑りにくいという特徴があります。

また、コンクリートは頑丈ですが、撤去するときの工程が複雑なので作業に時間がかかります。アスファルトであれば簡単に撤去できるため、コンクリートの駐車場に作り変えることもできます。

工事にかかる費用が安くなる

外構工事でアスファルトを使用すれば、工事の費用が安くなります。コンクリートで仕上げるときには、ひび割れ予防で鉄筋やワイヤーを使うため、外構工事にかかる費用が高くなります。

しかし、アスファルトで仕上げれば、ひび割れの可能性は低くなり、コンクリートのような骨組みは必要ないので、外構工事の費用を安く抑えられます。駐車場の外構工事でかかる費用をできるだけ安くしたい人は、コンクリートではなくアスファルトを使用すると良いでしょう。

一般的住宅にはアスファルトは向かない?

一般的住宅の外構工事では、デザイン性や見た目を考えて、アスファルトよりも色や柄を変えられるコンクリートを使用することがあります。

アスファルトは、ダンプカーに積まれて、150度以上の高温で運ばれてきます。アスファルトを使用するときには、高温のまま平らにならさなければなりません。工場で作られたアスファルトは160度以上になることが普通です。

外構業者は、アスファルトの温度を熱いままに保つために、保温シートで覆います。一般住宅の駐車場をアスファルトで仕上げるときには、駐車スペースが少ないため、運ばれてくるアスファルトの量が少なくなります。

そのため、たとえ保温シートで覆っても、アスファルトが冷めてしまいがちです。再び高温になれば使用できますが、現場での再加熱はできません。アスファルトが冷めてしまうと、ダンプカーに載せられたまま固まり、平らにならせなくなり、仕上がりが悪くなります。

こうした理由で、エクステリア業者の間ではアスファルトは扱いにくいとされて、コンクリートを勧めてくるケースもあります。

 

アスファルトに慣れた外構業者に頼むと良い

アスファルトの舗装を専門で行っている外構業者や、アスファルトの使用に慣れたスタッフであれば、外構工事で苦戦することはないでしょう。

外構業者のなかにはアスファルトで仕上げる依頼を受けても、施工できないので舗装業者に下請けに出すケースもあります。この工程では手数料が発生し、外構工事の費用が上がる場合があります。

アスファルトで仕上げるときには、専門の道具や機械を使用しなければならず、規模が小さい工事では採算が取れないため施工を断られるケースがあります。道路やショッピングモールの駐車場のように、広いスペースを施工するときでなければ、ほとんど赤字になるためです。

そのため、依頼する側でアスファルトを強く熱望しなければ、外構業者からアスファルトの舗装を提案される可能性は低いでしょう。

 

外構工事でコンクリートを使用するメリット

駐車場の外構工事でコンクリートを使用するメリットは、長く使用できるという点です。駐車場をコンクリートで仕上げるときに、正しい厚みで施工し、正しい手順で作業をすれば、何十年も使用できます。

また、コンクリートはアスファルトと比べて、吸収する熱が少ないので、日差しが強い夏の日でも、地面の温度が高温になることはありません。

またコンクリートの白っぽいカラーは、どのような住宅にも調和して、全体的に明るく見えます。庭に駐車場を設置するときに、植木のカラーとよく馴染むのもコンクリートの特徴です。

材質が異なると外構工事の費用も変わり、アスファルトで仕上げるときには、1平方メートル当たり約5千円程度が目安になります。一方コンクリートで仕上げるときには、1平方メートルあたり約8千円程度が目安になります。

茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。

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