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外構工事を頼むときのポイントと工事の流れ

2022年11月4日

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新築の家を建てるときに、耳にするのが外構工事という単語です。

しかし外構とはどういう意味なのか、家の外回りの工事のような気がするけれど、エクステリアや庭造りとの差が曖昧という人も多いと思います。

築で家を建てるときにも、自分で設計する注文住宅と、最初からある程度出来上がった建売住宅では、外構について考えるポイントも変わってきます。

この記事では外構工事の基礎知識と、基本的な工事の流れについて紹介しています。

外構工事について

外構とは住宅の外にある構造物のことです。外構のなかには門扉、フェンス、植木、アプローチ、カーポートなどが含まれます。
外構は使いやすい家にするだけでなく、外からの目を遮りプライバシーを確保したり、防犯の役割も果たす大切な部分です。

外構とよく似た単語でエクステリアも耳にしますが、エクステリアは外構と同じニュアンスで使用されることが多いようです。
強いて言いうならば、外構は構造物を指し、エクステリアは構造物も含めた外回り全体を表します。

エクステリアの対義語にはインテリアがあります。

インテリアで大切なのは、床、壁、天井ではなく、置かれた家具や照明、ライトなどです。エクステリアでも同じように、庭の植木や玄関までのアプローチ、駐車場などを含めて、より広い空間を表しています。

外構工事で選ぶポイントについて

塀を取り付けるときには、コンクリートブロックや、タイルやレンガなど、塀に使用できる材料は多くあります。
使う材料によっても値段が違ってきます。

防犯を考えてブロック塀を高くすることもできますが、塀の高さは法律で決められた制限があるので注意してください。

フェンスも塀と同じで、使用できる材料は幾つもあり、アルミやステンレスなどの金属に加えて、FRPなどの樹脂製の資材もあります。
木製や鋳物製の資材もあります。

庭の植木によって雰囲気が変わるだけでなく、刈り方によって形や高さが変えられます。

ブロック塀やアルミフェンスならば、長期間手入れが無くても問題ありませんが、生け垣であれば木の成長に合わせて頻繁にメンテナンスをしなければなりません。

また、植木職人でなければきちんと手入れ出来ないので、メンテナンスの費用が高くなります。

駐車場はどれくらい大きさにするか、縦に駐車するか横に駐車するかなどの様式や種類もさまざまです。
駐車場に屋根を付けるか付けないかでも金額が変わります。

屋根付きカーポートを設置すれば、車を雨や紫外線から保護し、子どもたちの遊び場にもなるので便利ですが、屋根を付けると建物とみなされ面積を制限される可能性があります。

外構業者は法律についても理解しているので、規制ぎりぎりで建物を建てて、規則上の面積からはみ出ないように注意してくれます。

住宅メーカーに外構工事を頼むときの流れについて

住宅の間取りを計画するのと同じように、戸建て住宅の外構も注文式が分譲式、建売式かによって、プランや作業内容は異なります。
外構工事を住宅と共に住宅メーカーや工務店に頼むときと、外構だけ自分で別の業者に頼む点では、どのような違いがあるでしょうか。

住宅メーカーや工務店に内装と外構を一緒に頼むメリットは、住宅と外構との色合わせが調整しやすく、話し合いの手間を減らせる点です。

しかしデメリットとして、意識が住宅の内部に集中するため、外回りの注文が後回しになってしまい、工期が伸びたときに対応できなかったり、予算が足りなくて安っぽい外構になってしまうこともあります。

住宅メーカーや工務店に外構も一緒に頼むときの流れは、まず外構のイメージを伝えて、エクステリア計画表と見積書を作成してもらいます。

エクステリア計画表と見積書をチェックしてから、修正したい項目を伝えます。

そのときに住宅を外から見たときの外観や、玄関からの出入り、勝手口の使いやすさ、家の中から見える外の雰囲気など、具体的なイメージを固めていきます。

住宅メーカーが提案した内容や見積り金額に問題無ければ、契約を結びましょう。
なお外構工事の契約は、建物の契約とは分けるケースもあるので、話し合いのときに良く確認しておきましょう。

住宅メーカーに住宅と外構を一緒に頼んだときでも、基本的には住宅が建ってから外構工事を施工します。
完成したあとは計画書の通りにできたかどうか、営業マンや現場監督と共に一カ所ずつチェックしましょう。

何かの問題があれば、その場で修正を依頼しましょう。

住宅メーカーではなく専門業者に工事を依頼するときの流れ

外構工事を専門の外構業者に頼む利点は、エクステリアや、造園管理の資格を持ったプロの意見を聞ける点です。

外構と住宅を別の会社で契約すれば、まずは住宅に住み始めて、回りの環境を見極めてから外構について考えていくというのも、満足できる仕上がりを求める面では大切な方法です。

しかし、自分で外構業者を探すのに体力も時間がかかります。
また作業の内容や工事の時期が住宅工事と被るときには、自分が主体となって作業の調整をしなければなりません。

専門業者に外構工事を頼むときの流れは、まず住宅の間取りが決まった時点で、外構を依頼したい業者を何社か選んで連絡をします。

一例としてネットで探したり、住宅を建てる工務店に情報を聞いたり、エクステリアのショールームで紹介してもらうなどの方法があります。

住宅の基礎が出来てきたら、外構業者と現地で打ち合わせをします。
打ち合わせの段階で、どのようなエクステリアに仕上げたいのかイメージを伝えます。

外構業者から計画書と見積書を受け取り、内容をチェックします。
もし修正したい項目があれば伝えて、再び計画書と見積書をもらいます。

ポイントは幾つかの外構業者から計画書と見積書をもらって比べることです。
一番安くて良い仕事をする業者を選べますが、それぞれの業者と打ち合わせをする回数が増えます。

修正した計画書が納得できる内容であれば、いよいよ契約に入ります。基本的には住宅が出来上がってから、外構工事を施工するようにしましょう。

住宅工事と外構工事が平行して行われる現場では、お互いの工事がスムーズにできるように調整が必要なので、前もって状況を確認しておくようにしましょう。

 

茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。

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