外構工事を行う業者に頼んで玄関アプローチをリフォームするときのポイント
2022年12月23日
新築を建てるときに門から入るとすぐに玄関が見える家と、玄関まで通路がある家のどちらにするか迷うところです。
門から玄関までの通路は玄関アプローチと呼ばれますが、客が家に来るときに必ず通るため、玄関の周りは誰の目にも留まる大切なエリアです。
初めて家を訪れた人が、おしゃれでキレイな家という印象を持つためには、外構工事をして玄関アプローチをキレイにする必要があります。
この記事では、エクステリア業者に玄関アプローチのリフォームを頼むときの、ポイントや注意点について紹介しています。
玄関アプローチの工事を施工するときの金額
新築で家を建てたときも、リフォームをするときも外構工事で気を付けるポイントが金額です。
玄関アプローチの工事をすると、30万円から60万円の費用がかかります。
価格が変わるのは、施工する場所の大きさと使用する材料、デザインによって値段が違うからです。予算に沿って準備するべきですが、まずは自分の希望する玄関アプローチをイメージして、それを施工できるようなエクステリア業者を探しましょう。
玄関アプローチをリフォームするときのポイント
門から玄関へと続くアプローチですが、どのようにリフォームすると良いでしょうか。
近年のリフォームで特に注目されるのが、バリアフリー設計です。
高齢者が多い日本では、今は問題無くても10年後には、自分もバリアフリーの家に住むことになるかもしれません。
また足腰が弱い人が客として我が家に来たときに、玄関周りに緩やかな坂があると安心出来ます。
段差を付ける場所には階段ではなく、緩やかな坂を取り付けることで、車椅子や台車を押しながら玄関に入ることが出来ます。
玄関に手すりを取り付ければ、より暮らしやすい玄関アプローチになります。
外の門を開けたときに、外から中の様子が見えてしまうのは、気分が良くありません。
外の門の正面に玄関を配置するのは理想的ではないでしょう。
また玄関までの通路がトイレや浴室の外側を通るのも心配です。
トイレから出る音やニオイでお客さんを嫌な気持ちにさせたくないので、植木やフェンスなどを設置して、上手に目隠しをすると良いでしょう。
プライバシーを守り家の見た目を良くするためには植木を植えるのが良いのですが、植木の数を増やすときには注意も必要です。
例えば庭に泥棒が隠れられるような死角ができると防犯性が下がります。
どうしても四角になる部分が出来てしまうときには、明るい照明を取り付けるなどして対処するようにしましょう。
玄関アプローチの地面の水はけが良くないと、外に出てすぐ足が濡れてしまい、雨が長く降ると水たまりが出来てしまいます。
地面に使う素材は土や砂利ではなく、水はけの良いタイルに変えると問題は解決されます。
雨が降る日に車まで傘をさして歩いていくと、傘をたたんだあとに水で濡れてしまいます。
もし玄関を出てすぐに屋根があり、車まで屋根が繋がっていれば、車の乗り降りをするときに雨に濡れることを心配しなくても良くなります。
玄関アプローチにはどのような材料を使うと良いか
玄関アプローチで使用する素材にはいろいろな物があります。
タイルは土から作られていて、正方形や長方形の形をしています。
茶色や灰色が一般的ですが、多くの色があり質も豊富です。
タイルのなかには表面がツルツルしている物がありますが、玄関周りに使うときには、雨が降ったときの安全を考えて、滑りにくい製品を選ぶようにしましょう。
またレンガは洋風の家にマッチします。茶褐色の製品が一般的で、時間が経つと味わいが出てくるのも人気の秘密です。
緑色との組み合わせが良いので、草木と一緒に使用するとヨーロッパのテイストを演出します。
玄関周りには岩や大きめの石が置かれます。
自然の材料なので正方形や長方形の形状をしている物のあれば、乱れた形の石もあり、それぞれに味があります。
大理石を玄関に置きたいと思う方もおられますが、大理石は水に弱いので、玄関周りなど外には適しません。
またコンクリートの舗装材を庭に使うことも出来ます。
公園などで良く見かけるコンクリートは、色も豊富で自分の好みに合わせて組み合わせることも可能です。
表面がツルツルしていなくて滑りにくいので、雨の日でも安心できます。
そして線路で見かける枕木も玄関周りでも使用されます。
レンガや砂利と共に使われますが、値段が安く植物とのバランスが良いので、DIYで使う人も多いです。
洗い出しとは、樹脂やコンクリートが固まる前に、水洗いして砂利が表面に出た素材です。
砂利があるので雨の日でも滑りにくくなります。
しかし、砂利があるので仕上がりの印象が変化しやすく、洗い出しを使うにはスキルが必要です。
玄関アプローチの地面にコンクリートを打って、直接固める施行方法もあります。
値段が安く工事も簡単なので安く抑えることができます。
玄関アプローチの工事をするときの注意点
ここ最近DIYが流行していて、玄関アプローチも自分で仕上げるという人も増えています。
玄関アプローチにレンガやタイルや枕木を設置するだけなら、自分で簡単に出来ます。
しかし洗い出しのように専門のスキルが必要になる場合は困難です。
エクステリア業者に工事を依頼するときと比較して、リフォームの金額を抑えられるメリットはありますが、仕上がりや出来栄えを良くしたいときには、エクステリア業者に頼んだ方が良いでしょう。
玄関アプローチの工事をするときにも、工事の内容がいろいろあるので、どのような業者に依頼すれば良いのが良く分からないこともあります。
まずどのような玄関にするのかをイメージして、イメージに合った業者を選ぶと良いでしょう。
例えばレンガを使うときには組積工事、タイルを使用するときにはタイル工事、洗い出しを使いたいときには左官工事に頼むようにすると、それぞれが得意としている分野で仕事が出来るので仕上がりが良くなります。
玄関のリフォームの失敗例では、デザインを重視するあまり機能的でなくなる問題がありました。
頭の中で玄関アプローチを思い描くときに、多くの人は明るく晴れた日を考えますが、実際に歩くときは暗い夜だったり、雨の日だったりします。
それで玄関は毎日通る場所であること意識して、夜でもつまずかないで歩くことや、雨でも滑りにくい設計にするなどのポイントに気をつけましょう。
茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。
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