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ー健康な人でも外構工事でスロープを設置すると良いのはなぜかー

2023年10月13日

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「家にスロープを設置した方が良いのか?」「簡単に取り付けられるのか?」など外構工事について悩んでいる人も多いでしょう。公共施設やショッピングモールにはスロープが設置されていますが、自宅に取り付けている人はあまり多くありません。

この記事では、外構工事でスロープを設置するのにおすすめなのはどのような人か、また設置するメリットやデメリットについて紹介します。

 外構工事でスロープを取り付けることがおすすめ

ショッピングセンターや駅など多くの人が利用する場所では、たびたびスロープを見かけるでしょう。

現代では高齢化社会に伴い、公共施設をバリアフリー化させる動きが活発になっています。たとえわずかでも段差があると、先に進めない人がいたり、段差によって転倒したりする人がいるためです。

それは住宅でも同じであり、高齢になり足の筋力が衰えた人や、病気やけがで足腰に障がいがある人などは、階段や玄関の段差で転んだり、段差があるために車いすで先に進めなかったりするなどの問題が生じます。

高齢化が進む日本社会では、スロープや手すりを取り付けるバリアフリー化が人気を博しています。今は不特定多数の人が利用する公共施設だけではなく、自宅でもバリアフリー化が必要になる時代です。

もし車いす生活になり、介護してくれる人もいないときには、わずかな段差のせいで外出できない人もいて、不便に感じるでしょう。誰かに助けてもらわないと移動ができない状況が続くと、体だけではなく心にまで大きなダメージを負ってしまいます。そのため、将来高齢になって足腰が弱ったときのことを考えて、住宅をバリアフリー化させ、事前に家の環境を整えることは大切です。

外構工事を行うときには、親の介護のためだけではなく、将来自分が歳を重ねたときのことも考えてリフォームすると良いでしょう。

 二世帯住宅の外構工事でスロープを設置する

親と子がともに生活する二世帯住宅では、親の介護をする可能性を考えて、バリアフリー住宅にリフォームする家庭も増えています。

バリアフリー住宅であれば、歳と共に歩くことが困難になっても、自力での移動ができ、けがをしにくく、他の家族からのサポートも受けやすいという利点があります。子ども世帯に負担をかけたくないものの、子どもが留守のときに倒れるのが心配など不安の声も多いので、二世帯住宅にリフォームする人が増えています。

スロープを設置したバリアフリー住宅にリフォームすると、介護する人もされる人もリラックスしながら生活できるので多くの利点があります。

外構工事でスロープを取り付けるメリット

外構工事でスロープを取り付ければ、歩くことが困難な人だけではなく、家族のみんなにメリットがあります。

たとえば、車いすやベビーカーを押す人にとっては、1センチの段差でも大きな障害になり、玄関の段差であれば越えられないほどの大きな壁になります。しかし、外構工事で玄関にスロープを取り付ければ、車いすやベビーカーも簡単に段差を越えられます。

なかでも自分で車いすを利用する人にとっては、自力で家を出入りできるので重要です。介護する人がいない状態で楽に外出できれば、高齢者や障がい者の自立を促し、いきいきした生活を送れます。

 段差でつまずくのは、高齢者や障害者だけではなく、若くて健康な人にとっても危険になります。

たとえ大きなけがには至らなくても、玄関で転んだり、足を踏み外したりするなどの問題は誰にでも起こります。

小さい子どもにとっては、わずか1段の段差でも不安でしょう。ある統計によると、12歳未満の子どもの事故のうち、7割近くは自宅で起きた事故という結果が出ています。

家族が安全に生活できる家に仕上げるためには、外構工事で玄関にスロープを取り付けることを意識しましょう。

 玄関にスロープがあれば、使い勝手が良くなるだけではなく、エクステリアとして見た目も良くなります。使用する素材やデザインを意識すれば、スロープが装飾となり、玄関の周りが美しく整います。玄関の表面の仕上げ方法を意識して、玄関周りの舗装にレンガや天然石を使用すれば高級感も醸し出せます。

外構工事でスロープを取り付けると玄関の周りが乱雑になる印象があるかもしれませんが、スロープに使用する素材やデザインをよく選べば、シャープな印象を与えられます。そのために、しっかりと施工計画を立てることをおすすめします。

外構工事でスロープを設置するデメリット

外構工事でスロープを設置すると多くの利点がありますが、いくつかの問題も生じます。

たとえば、安全に使用できるスロープを取り付けるには、どうしても一定以上のスペースを確保しなければなりません。高さによっては長さ5メートルを超えるスロープを外構工事で設置しなければならないケースもあります。そして車いすが安全に通れるようにするには、1メートル以上の幅も備えなければなりません。

もし十分な長さや幅のスロープを取り付けられないときには、ほかの対策を練るほうが良いでしょう。一例として手すりを取り付けたり、高さが低い階段に変えたり、エレベーターを取り付けたりするなどの外構工事を行うことがおすすめです。エレベーターや段差解消機があれば、車いすに乗ったまま段差を越えられるので便利です。

安全面を考えて外構工事でスロープを取り付けるときには、コストが高くなりがちです。スロープの十分な幅や長さを準備するだけではなく、安全を意識して、タイルなどの滑りやすい素材を避けて、雨でも滑りにくい素材を床に使用しなければならないからです。

また、デザイン面でも優れた素材を使用すると、工事にかかるコストが増える傾向があります。

外構工事でスロープを設置するときの金額は、手すりも含めて約40万円から50万円程度が相場です。

また、家の状況によっては、ほかのエクステリアを撤去したり、処分したりするための費用も必要になります。予算のなかで外構工事を完了させるためには、入念に調査して見積もりを出してもらうことが重要です。

介護保険が利用できる家庭では、介護を目的にリフォームをすると、自治体から補助金を貰える可能性があります。バリアフリーのリフォームを考えているときには、住んでいる自治体に聞いてみると良いでしょう。

茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。

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