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ー外構工事で使用する床材のメリットとデメリットについてー

2023年12月22日

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エクステリアの床を施工するときに、天然石やレンガ、コンクリート、タイルなど、昔からある床材から、最新の工法まで、それぞれにメリットとデメリットがあります。外構工事でどのような床材を使用するかは、見た目だけではなく金額や工期、機能性にも影響するので、庭から玄関までの通路や、駐車場の床に使用できる床材について知っておく必要があります。

この記事では、外構工事で使われる床材の種類と、それぞれのメリットとデメリットを紹介しています。

外構工事で使用できる床材の種類は豊富

駐車場や駐輪場、玄関から庭まで、外の床にどのような床材を使用するかで、イメージが大きく変わります。家を新築で建てるときや、リフォームするときに、外の床を先に仕上げる人はまずいないでしょう。

外構工事を行う業者に、どのような床材を使用して仕上げますかと聞かれても、ピンと来ない人がほとんどではないでしょうか。なんとなく頭に浮かぶのは、砂利、コンクリート、レンガといったものかもしれません。しかし、外構工事で使用できる床材には豊富な種類があります。

外構工事の床を石で仕上がる方法

大理石や御影石など誰もが知る石材から、敷石、天然石、自然石などの種類や大きさが異なるのが石材の魅力です。石材は紀元前やローマ時代から使用されてきた床材です。石そのものにも大きな魅力があります。外構工事の床材で石を選択するメリットは、種類が豊富で、デザインを変えられる点です。また天然の材料ならではの重々しさもあります。さらに自然の材料なので、劣化や色褪せの心配がなく長く使用できます。

しかし、工場からの輸送料や、倉庫での保管料がかかること、施工するときに専門の職人が手作業で行うことがデメリットです。石材を並べるときにもスキルが必要なので、職人によってでき栄えに差が出ます。石工と言う専門の職人が減っていることも理由の一つです。また、駐車場のように負担がかかる所では、地盤を強化したり、コンクリートの下地を準備するなどの別の工事が必要になるケースもあります。

外構工事の床をレンガで仕上げる

レンガは粘土や泥を型に入れて、窯で焼き固め、圧縮して作られた床材です。歴史をたどると紀元前4千年から外の床材として使用されてきました。レンガと聞くと暖炉をイメージする人も多いように、レンガは見る人に温かみを与えます。レンガはホームセンターで簡単に買えることもあり、DIYで花壇を作るときにも使われます。レンガは金額が安いものから古く高級なものまで幅広い値段に分かれています。

国産から海外製まで、メーカーも豊富にあり、製造方法によって、仕上がりに違いがでるので、自然な風合いを楽しめることもメリットです。さらに、一つ一つの重さも軽く、使いやすいので簡単に使用できます。粘土から作られた床材なので、切断、加工がしやすいこともメリットの一つです。

しかし、レンガは壊れやすいというデメリットもあります。粘土から作られているため、他の床材と比べると強さが足りません。また表面に多数の穴が開いているため、吸水力が高く、汚れが溜まりやすいことも注意しなければなりません。

外構工事の床にタイルを使用する

タイルもレンガと同様に、焼いて作られますが、レンガは粘土を素焼して作られ、タイルは陶磁器で作られています。タイルにも色や、大きさ、デザインなど、豊富な種類があり、レンガと同じように、国産から海外製まで、メーカーが幾つもあるので、在庫も豊富で値段も安価なことがメリットです。

タイルは一枚の大きさが小さく軽いので、施工が楽な特徴があり、仕上がりに不満があるときでも、簡単にやり直しができます。施工する職人や業者によって仕上がりが異なることもありません。注意点としてはタイルをDIYで張るのは難しく、張る前にしっかりと計算して、素材を適切な大きさにカットしなければなりません。

また、モルタルを塗ってタイルを張るので、素人が施工すると、時間が経つと浮きや剥がれの問題が生じます。またタイルは壊れやすいので、重い物は載せられません。駐車場の床材に使用することは避けましょう。

外構工事の床に砂利を使用する

砂利は小石を敷き詰めた床材です。最近では、踏むと音が出やすい防犯効果のある砂利を、好んで使用する家庭も増えています。外構工事の床材に砂利を使用すると、他の床材と比べて安い金額で施工できることや、撤去も簡単なことがメリットです。工事も短時間で終わります。

しかし、地盤が弱い土地には向いていないので、どうしても砂利で仕上げたいときには、地盤改良の工事を別に行なわなければなりません。また、砂利を敷いたあとにも、水溜まりやぬかるみができたり、除草作業が必要になります。さらに、時間が経過するごとに砂利が減っていくことや、上り坂や下り坂などには、砂利を敷けないことも覚えておきましょう。

外構工事の床にコンクリートを使用する

コンクリートの製造工場は全国各地にあるので、常に安定して供給される床材と言えます。エクステリアの床にコンクリートを使用するときには、生コンクリートをそのまま流し入れるので、急な斜面やこう配であっても問題なく使用できることがメリットです。コンクリートは圧力、衝撃にも強いので、駐車場の床材としても使用できます。

コンクリートは耐久性があり、施工したあとに剥がれたり浮くことは珍しく、陥没や隆起する心配もありません。そのため、平らな地面を維持して水たまりやぬかるみができにくいこともメリットです。強度が高いことで、門扉や柵、土中に埋まった配管などをコンクリートで覆えば安心できます。駐車場や玄関から庭までの通路をコンクリートで仕上げれば、滑らかで美しい表面を維持できるため、美しい見た目を保てます。

しかしコンクリートにもデメリットはあり、コンクリートは引っ張る力に弱いため、ひび割れが起きるケースもあります。コンクリートは水が浸透しないので、駐車場に敷くときには、排水路を準備しないと、床が水浸しになります。生コンを扱うときには、硬化する時間の見極めなど、熟練した知識と技術が必要になり、素人では扱えません。雨が降ると施工ができないので、梅雨の時期は工期が遅れることもデメリットです。

茨城県神栖市を中心とした外構工事は東ヶ﨑工業へお任せください。

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